直接の回答ではないですが・・・
一度 Visual Studio のウィザードを使って定番の構成のアプリを作ってみてはいかがでしょう?
質問からは質問者さんのやりたいことの全体が不明ですが、たぶん、Windows Forms アプリで、SQL Server のテーブルのレコード一覧を DataGridView などに表示し、ユーザーがそれを見て編集し、その結果で DB のテーブルに更新をかけるということではなかろうかと想像しています。
その想像が当たっているとすると、今やっていることではなかなかゴールにはたどり着けないと思われます。
DataGridView などを UI として非接続型のデータ更新を行う場合は、
DataGridview ⇔ BindingSource / BindingNavigator ⇔ DataSet / DataTable ⇔ DataAdapter⇔ SQL Server
・・・と言う構造にするのが普通です。
何故かと言うと・・・
以下の記事の「非接続型のデータ更新」のセクションの図1と図2を見てください。
DB 設計者のための明解 ADO.NET 第 1 回
https://docs.microsoft.com/ja-jp/previous-versions/cc482903(v=msdn.10)
上のような構造にすれば、ユーザーが DataGridView を操作した結果は図1にあるように DataSet / DataTable に反映されます。もちろん削除の結果もです。
編集作業が終了後、ユーザーが更新ボタンをクリックすれば、図2のように DataAdapter によって SQL が自動発行され、SQL Server のテーブルが更新されます。
以下のチュートリアル、
10 行でズバリ !! 非接続型のデータ アクセス (ADO.NET) (C#)
https://code.msdn.microsoft.com/windowsdesktop/10-ADONET-C-cbfe7688
・・・のように Visual Studio のデータソース構成ウィザードを利用して型付 DataSet + TableAdapter を作って、それを利用してアプリを作ると、上に書いた、
DataGridview ⇔ BindingSource / BindingNavigator ⇔ DataSet / DataTable ⇔ DataAdapter⇔ SQL Server
・・・と言う構造、すなわち以下のページの図のような構造のアプリが、ほとんど自分でコードを書くこと無しに作れます。
Windows フォーム アプリケーションでのデータへの接続
https://docs.microsoft.com/ja-jp/previous-versions/wxt2cwcc(v=vs.120)
上に紹介したチュートリアルは 2 つのテーブルを階層更新するために少々複雑になっていますが、単一テーブルですともっと簡単で、操作に慣れると以下のようなアプリが 5 分もかからず作れるはずです。
削除は、上の画像で、削除する行を選んで×マークのアイコンをクリックするだけで DataGridView からその項目が消えて、内部の DataTable には図1でいう Deleted マークがつきます。その後、フロッピーディスクのアイコンをクリックすれば SQL Server のテーブルに削除を含む編集結果が反映されます。
自力で一からコードを書く場合のような種々の問題に悩むことはなくなり、開発工数は激減するはずです。保守工数も減るはずです。お試しください。
【追記】
コメント欄の 2019/10/01 20:44 の私のコメントに「ご参考に回答欄にウィザードで自動生成されたコードをアップしておきます」と書きましたが、それを以下に書いておきます。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;
namespace WindowsFormsApplication1
{
public partial class Form11 : Form
{
public Form11()
{
InitializeComponent();
}
private void ordersBindingNavigatorSaveItem_Click(object sender, EventArgs e)
{
this.Validate();
this.ordersBindingSource.EndEdit();
this.tableAdapterManager.UpdateAll(this.northwindDataSet);
}
private void Form11_Load(object sender, EventArgs e)
{
// TODO: このコード行はデータを 'northwindDataSet.Orders' テーブルに読み込みます。必要に応じて移動、または削除をしてください。
this.ordersTableAdapter.Fill(this.northwindDataSet.Orders);
}
}
}
先にも言いましたが、全てウィザードで自動生成されたコードで自分では一行も書いていません。それて上にアップした画像の Windows Forms アプリになり、DB の編集(当然 INSERT, DELETE, UPDATE 全て)可能です。