画像処理を内包表記で可能か

Question

前提・実現したいこと

グレイ画像をforループを使って画像処理していますが、内包表記を使ってピクセルごとの処理とかできますか？(x,y)のピクセルが200より大きいとき255、それ以外の時0にしたりといった処理です。よろしくお願いします。

該当のソースコード

for x in range(width):
  for y in range(height):
     if img.item(y,x) > 200: img[y,x] = 255
     else : img[y,x] = 0

Answer 1

可能です。具体的には、まずxについてのリスト内包表記を描き、その中でyについてのリスト内包表記を描きます。
このような記法をリスト内包表記のネストと呼びますが、コードが読みにくく、意図を把握しにくくなります。そのため、リスト内包表記のネストはあまり推奨されません。
特に今回の例では、三項演算子(if文を一行で書く書き方)と組み合わせる必要があるため、コードがさらに読みにくくなります。一応、以下の通りで動くでしょう。

[[ img[y,x] = 255 if img.item(y,x) > 200 else img[y,x] = 0 for y in range(height)] for x in range(width)]

ただし、imgクラス周りは実物が手元にありませんので、リスト内包表記のネストと三項演算子のみ動作を確認しています。

Answer 2

内包表記でなくとも、次のように簡単に実装できます。

img[img > 200] = 255
img[img <= 200] = 0

あえて、内包表記を使いたいということであれば、可能ですが。一般的には使用しません。