NaNと欠損値は違う意味なのか？

Question

質問内容

教授にNaNを欠損値と読んだら,NaNと欠損値は違うと指摘されましたが
webサイトを見ているとNaNと欠損値は同じ意味であると書いてあるサイトを複数拝見しました.
NaNと欠損値は違う意味なのでしょうか？
またそれぞれの定義について教えていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

補足…pythonでのNaN,欠損値です.

Answer 1

NaNと欠損値は違う意味なのでしょうか？

NaN はコンピューター上で 1/0 (0除算) など定義されない演算を行った結果を表すために用意された特殊な浮動小数点数の一つです。(IEEE754 で規定されています。)
NaN は Not a Number の略で日本語では非数と約されます。

なので、NaN と欠損値は同値ではないです。

NaNと欠損値は同じ意味であると書いてあるサイトを複数拝見しました.

欠損値をデータ上で表す際に NaN が使われることがよくあります。
例えば、pandas という表データを扱うライブラリでは欠損値は NaN で表現するので、その文脈では欠損値を NaN と同じ意味で扱う場合があります。

参考文献

• NaN - Wikipedia
• Working with missing data — pandas 0.25.1 documentation

Comments

[退会済みユーザー]

ありがとうございます。
同値ではないのですね。間違って理解するところでした。