個人的な感覚ですが、
「初心者のうちは、コードはコピペで貼ればいい」という意見には賛成できませんが、
「そんな深くまで、理解しようとしなくていい」という意見には賛成できます。
「いちいち仕組みに向き合っていたら、前に進めない」ということも多いからです。
仕事でやっている以上は求められるのは学習結果ではなく成果物です。
お金を払って学習する学校と違い、お金をもらってお客様の要求に対して成果物を出しているわけですから、
ゴールまではなるべく真っすぐに進むのが本分ですし、
「このアプリはどう動かしてるんだろう」「私ならどう動かすかな」「基礎がこうなら、もしや、こういうこともできるのでは?」
いずれも「横道」です。場合によりプロジェクトのやり方からはみ出す可能性もありますよね。
お客様には成果物を作る側が初心者かどうかなんて関係ありません。
(まあ・成果物が成っていればいいわけですからコピペかどうかも関係ないわけですけど)
直接成果物とならないのであれば、自身の仕事をきちんと終わらせて、
空いた時間や合間に自身だけの環境で考えて試すべきと思います。
それか帰宅後、自宅の自分のPCに環境作って(もちろん基本的に業務の環境を持ち帰ってはいけません)
もちろん、興味を持つのは非常に良いことです。
興味を以て進んだ結果、得られる知見もあるでしょうし、それが活かせる機会が来ることもあるかもしれません。
でもそれは今目の前の仕事とは離れるという認識だけは持っておいてください。
「そういうもの」と概要のみ(機能説明とINPUT/OUTPUT)理解して進める必要があることも多いです。
仕事でプログラミングをやっていると、案件に最初からではなく途中から(本当に途中ではなくひと段落ついたSTEP2とか別段階)参画することも少なくないです。
そういうときに求められるのは「大体こんなシステム」程度の理解で「それより設計書にそってガンガン作っていってよ」だったりします。
プログラム的には基盤もできているので一から作ることは少なかったりしますが、「その作りの根底の理解」より「これまでの作り方に倣って作る」だけで進めていく必要があったりします。
(正直、基盤部分を深く追っていっている余裕はないので)
基礎の基礎の基礎である部分はきちんと身につける必要はありますが、あとは「そういうもの」と飲み込んで進めていく必要がある機会のほうが多いです。
※ただそれが「基礎の基礎か」「そういうものと飲み込んで良いものか」自身で判断できないうちはなるべくきちんと修める方向で、周囲と相談しながら進めてください