UMLの合成と集約の違いについて

Question

UMLの合成と集約の違いが、よくわかりません。

調べても、サイトによって、意見が異なります。
そのようななかで、以下のサイトは、なんとなく、信憑性が高そうな気がしました。
https://stackoverflow.com/questions/885937/what-is-the-difference-between-association-aggregation-and-composition

上記のサイトに、以下のコードが掲載されていました。

// 合成（Composition）
public class Foo {
    private Bar bar = new Bar(); 
}

// 集約（Aggregation）
public class Foo { 
    private Bar bar; 
    Foo(Bar bar) { 
       this.bar = bar; 
    }
}

しかし、合成も集約も、Fooクラスがbarオブジェクトを持っているという意味では同じに思えてなりません。
上記の合成のコードを、以下のようにすれば、集約になるのでしょうか？

// 集約（Aggregation）？？？
public class Foo { 
    private Bar bar = new Bar(); 
    Foo(Bar bar) { 
       this.bar = bar; 
    }
}

UMLは、プログラムのことを考慮して作られたわけではない（？）というようなことはどこかで読みましたが、それにしても、プログラマにとって、合成と集約の違いって、意識する意味って、あるのでしょうか・・・？

Answer 1

まず、合成という言葉は初めて聞きました。普通にコンポジションというカタカタ語で通じます。

本題ですが、コンポジションは集約の一種です。なおかつ、ライフスタイルが同一であることを意味します。ただし、このライフスタイルの解釈は一意ではないので、状況による齟齬はありえます。つまり、これはプログラミング上の課題ではなく運用上の違いです。

たとえば、車両の部品であるタイヤとかエンジンは、普通は本体と同一のライフサイクルを持ちます。ですのでコンポジションの関係です。が、工場とかの場合は立場が違います。この場合は、部品ごとに交換したりすることも考えるのでライフサイクルが同一ではないです、一般集約の関係です。

Comments

[torimingo]

ご回答をありがとうございました。
理解することができました。