質問・実現したいこと
Linux(UNIX)のコマンドで, chmod
とchown
というコマンドがあります。
これらのコマンドは, ツールをインストールした時にパーミッション等を変更するために用いられるはずです。
しかし, これらのコマンドを使っていると
「chmod
だけで良いのではないか?」
という疑問を持つようになりました。
何故ならば, 実現したいことはファイルの読み・書き・実行であり, グループやオーナーを変更したところで直接の解決になっていないと考えたためです。
(確かにグループやオーナーを自身に変更すれば実行等ができるようになりますが, chmod
でパーミッションを変更すれば同じように実行等ができるので, chmod
で代用できると考えています)
しかし, 調べてみるとchmod
とchown
の定義のみしか書かれておらず, その使い分けについて具体的に言及されている記事を発見することができませんでした。
そのため, chmod
とchown
コマンドがどのように使い分けられているのかを教えていただけないでしょうか?
試したこと・確認したこと
コマンドの定義
これらのコマンドについて調べると, つぎのような用途で使用されると書いてありました。
コマンド名 | 説明 |
---|---|
chmod | ファイルのパーミッションを変更する |
chown | ファイルの所有者やグループを変更する |
実際のファイルのパーミッション等の調査
ls -l
コマンドでパーミッション等を確認できるので, 確認しました。
bash
1$ ls -l 2合計 1188 3-rw-r--r--. 1 vagrant docker 170 3月 21 02:19 README.md 4drwxr-xr-x. 2 root root 20 3月 21 09:34 client 5~~~ 以下略 ~~~
ここから, つぎのことが分かります。
パーミッション | オーナー | グループ |
---|---|---|
644 | vagrant | docker |
755 | root | root |
ここで, パーミッションがファイルの編集や閲覧の権限を設定しているのはわかりますが, グループやオーナーの存在意義が見出せませんでした。
chown
でオーナーやグループを変更せずとも, chmod
でパーミッションを変更してしまえばそれで事足りるからです。
Linux(UNIX)ではユーザをグループで管理しているので, ファイルにオーナーやグループを付与するのは分かります。しかし, わざわざchown
というコマンドを用意して, ファイルごとのオーナーやグループを変更する必要があるとは思えないのです......
なにとぞ, 回答よろしくお願いします!
参考にしたサイト

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2019/03/21 12:23
2019/03/21 12:56
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