Djangoのget_context_dataについて

Question

分からないこと

Djangoのget_context_dataは、次のようにコーディングするようドキュメントにありますが、なぜ親クラスのget_context_dataを使用しているのでしょうか、また、super()と書かなければどうなるのでしょうか。

def get_context_data(self, **kwargs):
    context = super().get_context_data(**kwargs)

Answer 1

親クラスのget_context_data関数ではcontextにいろいろなデータを入れています。
クエリーの結果やユーザの情報などです。
テンプレートの中でuser.is_authenticatedやobject_listという変数にアクセスできるのも親クラスのget_context_dataがcontextに辞書として入れてくれているからです。

なので子クラスでget_context_dataを呼び出す時、親クラスの本来の処理を上書きして消してしまわないように
context = super().get_context_data(**kwargs)
を実行してcontext変数の中に入れてしまいます。その後独自の変数を辞書に登録することで共存できます。

これをやらないと親クラスが自動で入れてくれているデータにアクセスできなくなります。

Answer 2

なぜ親クラスのget_context_dataを使用しているのでしょうか

TemplateViewから派生されていて、TemplateViewに実装されているget_context_dataの内容を実行した結果のcontextを利用するためです。

super()と書かなければどうなるのでしょうか。

具体的にどのように書くことを想定しているのかをご提示ください。
まずは、御自身で試してみることをお勧めします。