マクロは文字列のまま展開されるので、次のように書いているのと同じです。
このような式はC言語では未定義の動作ですので、b=6になる理由はありません。
やりがちなミスですので、警告レベルを適切に設定すればコンパイラが叱ってくれます。
例えばgccの場合はこのような警告です。Wandbox
warning: operation on 'a' may be undefined [-Wsequence-point]
b=square(a++);
~^~
なお
b = square(a+1); の結果を見てみると面白いと思います。
これは未定義動作を踏んでいませんので、予想及び結果の考察をしてみると学ぶものがあると思います。
マクロはトラブルを招きやすいので、一般の関数で充分代替できるときに使うものではありません。
他言語では
Javaのように、オペランドの評価順が規定されている言語もあります。
その場合、a++ を複数箇所に埋め込むことは実験として意味を持ちます。
Java
1class Main {
2 public static void main(String[] args) { // ← main関数に相当
3 int a = 2;
4 int b = a++ * a++;
5 System.out.printf("a=%d, b=%d\n", a, b); // ← printfに相当
6 }
7}
実行結果 Wandbox
処理の順序は次のとおりです。
0. オペレータ * の左辺が評価され、aの値2を返す。その後、aの値は3になる。
0. オペレータ * の右辺が評価され、aの値3を返す。その後、aの値は4になる。
0. 掛け算が実行される。
0. bに掛け算の結果の値6が代入される。
ご提示のコードの場合も、同じように処理されたという解釈は可能です。
しかしあくまで人間の解釈の域を出ないことにはご留意を。
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2018/12/07 13:30
2018/12/07 13:34
2018/12/07 14:12 編集
2018/12/07 16:28