Unix等で使用されるコマンドの規格について

Question

現在勉強していること

私は現在、コマンドに関する調べごとをしており、その中で、コマンドラインインターフェースの規格としてPOSIX規格やこれを拡張したGNUがあることがわかって来ました。

その後、POSIX規格のサイト(Utility Conventions)を閲覧していたところ以下の例を見つけました。

utility_name[-a][-b][-c option_argument]
    [-d|-e][-foption_argument][operand...]

質問したいこと

以下のfindコマンドを上記のPOSIXの規格の例にあってはめた場合、
utility_name = find
operand... = ./ -name hoge

という解釈であっているでしょうか？

また、恥ずかしながらここでのutility_nameやoperandが何をさしているものなのか理解が曖昧です。
utlty_name = コマンド名(findやlsのようなもの)
operand = コマンドに与える引数

現状このような理解なのですが、誤りがあればぜひ教えていただきたいです。

find ./ -name hoge

また、gitやbrewなどのコマンドの後にあるaddやinstallはoperandに分類されるものなのでしょうか？

git add hoge
brew install hoge

大変曖昧な理解で申し訳ないですが、教えていただきたいです。

Answer 1

-name hoge部分は-c option_argumentと同様なオプションとその引数です。コマンドによっては、処理対象となるオペランドとオプションの位置に意味を持つもの（順番を逆に書くと動かない）があります。

gitやbrewなどのコマンドの後にあるaddやinstallはoperandに分類されるものなのでしょうか？

形式的にはそうですが、よくサブコマンドと呼ばれます。

Comments

[ugokumaitake]

なるほど。
ありがとうございます。

Answer 2

Unixは古いです。
POSIXよりも古いです。
(私の知る限り、Unix等を標準化しようとして POSIXが作られた)

従って、Unixは、その規格に一致しないコマンドが多数あると考えられます。

maisumakunさんの記述はその通りなのですが、Unixのコマンド全てが説明できるものではありません。

Comments

[ugokumaitake]

何か統一のルールがあるのかと思ったのですが、そういうわけではないのですね。
ありがとうございました。

[miminashi]

ここでいう"Unix"が指しているのは何のことでしょうか？

[pepperleaf]

Posixとかの規格の元となったOS としての Unix。(特定のバージョンでは無く)