Spring Framework の @RequestMapping パターン指定について

Question

Spring BootとKotlinにて開発しています。

以下の記事を参考にMappingの際、パラメータを指定しています。
http://yo1000.hateblo.jp/entry/2015/05/11/233017

質問としてはパラメータ指定あり、なしでは一般的にどちらを使うのでしょうか？

参考コード

実際にこのようなパラメータを指定するのですが、指定なしと指定ありではマッチしなかった処理の挙動が変わります。

@RequestMapping("/edit/{id:^[a-z0-9]+$}")

@PathVariable id: Long

で/edit/ほげのようなパスにアクセスするとNotFoundが返ります。

一方で、以下のように指定するとBadRequestになります。

@RequestMapping("/edit/{id}")

一般的なWebページでは存在しないパスにアクセスするとNotFoundになりますが、実際の設計としてどういった感じでNotFoundとBadRequestの使い分けをするのでしょうか？

Answer 1

NotFound: 指定されたリソースが存在しない
BadRequest: リクエストが決められた条件を満たしていないため、リクエストを処理することが出来ない

正規表現で指定している方はマッチングしないので、対象のマッピングがない→リソースがないとなります。
一方正規表現で指定していない方では、Mapping上はヒットするので対象リソースはあるものの、 id: Long という条件にマッチしないため BadRequest となります。

質問としてはパラメータ指定あり、なしでは一般的にどちらを使うのでしょうか？

「パラメータ指定あり」とは例に上がっている正規表現の指定のことかな？
必要に応じてどっちも使うと思いますよ。
一旦文字列でどんなパラメータでも受けておいて、複雑な条件に応じてHTTPエラーを振り分けることもできますしね。

Comments

[tomuziso]

回答ありがとうございます。
一概にどちらを使う、ということはないのですね。

エラー処理に応じてマッピング上で一旦受けるか弾くかを考える、ということでしょうか。
勉強になりました。ありがとうございます。