タスクマネージャーに表示されるメモリ使用量

Question

タスクマネージャーに表示されるメモリ使用量と、C#のProcessクラスのPrivateMemorySize64について質問です。

タスクマネージャーに表示されるメモリ量は、PrivateMemorySize64が増加すれば、それに応じて増加するのでしょうか？
たとえば、タスクマネージャー上で2GBytesのメモリが使用中のとき、新たにプログラムを動かし、そのPrivateMemorySize64の値が
1GByteの場合、タスクマネージャーに表示されるメモリ量は3GBytesというように、PrivateMemorySize64の分だけ足されてタスクマネージャーに表示されるのでしょうか？

PrivateMemorySize64の他にも、WorkingSet64があったりと、どれがタスクマネージャーに対応しているメモリ量か良く分からず
困っております。
分かる方がおられましたら、宜しくお願い致します。

Answer 1

タスクマネージャーのメモリのグラフに表示されるのは物理メモリの使用量ですので、物理メモリの量を示すWorkingSet64が対応するのではないかと思います。
PrivateMemorySize64の方は仮想メモリの容量ですので、タスクマネージャーで対応するのは「コミット（MB）」の値だと思います。

なお、通常のプログラムが確保できるメモリは、あくまでも「仮想メモリ」です。それが実際に物理メモリをどれくらい使うのかは状況次第です。そのため、物理メモリが2GB消費されている時に、1GBのメモリを使うプログラムを追加で動かしても、物理メモリの消費量が3GBになるとは限りません。

（参考）タスクマネージャーのパフォーマンスタブの見方（Windows 7／Server 2008 R2編）

Comments

[TOMO6181]

通常のプログラムが確保するのは仮想メモリであり、その仮想メモリ内のデータをどれぐらい物理メモリ内に読み込むかは、いつ、どの処理を行うかによって変わってくるのですね。
分かりやすい回答ありがとうございます。