リストコントロールの作り方

Question

下記のサイトを参考にリストコントロールを作成しました。
http://www.g-ishihara.com/mfc_lc_01.htm

ただ，このやり方は構造体を用いて作成されたものです。構造体を用いず，CListCtrlクラスのみを
用いて上記のサイトに表示されているリストコントロールを作成することはできますでしょうか。

Microsoftのサイトから（https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hfshke78.aspx），調べてはいるのですがどのメンバ関数を使用すればよいのか分かりません。ご助言をいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

Comments

[yuki23]

「構造体を用いず」というのはどういう意味でしょうか？ DDXのことですか？

[tanukitii]

はい。エディットボックスとボタンを用意して，エディットボックスに何か記述してボタンをクリックするとリストコントロールに記述したものが追加されるようにしたいのです。ただ，上記サイトですと，それが難しいのではないかと思っていて，CListCtrlクラスを使おうと思ったわけです。

[yuki23]

リンク先のサイトも CListCtrl クラスを使っていますが、それと何が違うのでしょうか？ そのサイトのやり方だと具体的に何が問題なのですか？

[tanukitii]

申し訳ございません，CListCtrlクラスを使っていることに気が付きませんでした。「そのサイトのやり方だと具体的に何が問題なのですか？」という質問ですが，何か問題があるというわけではございません。よく構造体はクラスの一種と聞くので，それならばクラスだけを用いて作成することができるのではないかと思ったのです。ただ，yuki23さんとお話をしていて，そもそも私は構造体とクラスの違いや使い分けを理解していないことが問題なのではないかという気もしてきました。

[yuki23]

リンク先のページには「構造体」という単語は1回も出てきませんし、回答者の皆さんも tanukitii さんの質問の意図が全くつかめていません。MFCは古い技術で参考書もたくさん出ていますので、まずは書籍等で最低限の知識を身に着けてから取り組まれてはどうでしょうか。現状では質問以前で会話も通じていない段階かと思います。

[tanukitii]

そうしようと思います，不勉強でした。お手間をお掛けしてしまい，もうしわけございません。

Answer 1

構造体を引数に使わずに、という意味ですと、

int InsertColumn(
    int nCol,  
    LPCTSTR lpszColumnHeading,  
    int nFormat = LVCFMT_LEFT,  
    int nWidth = -1,  
    int nSubItem = -1);

こちらの方のInsertColumn()関数を使えばいいのではないでしょうか。同様にInsertItem()もSetItem()も構造体を引数にとらない関数が用意されていますので、そちらを使えば可能です。

Comments

[tanukitii]

KoichiSugiyamaさんが示してくださった関数は私の質問文に表記したサイトで使われていました。

私がしたいこととしては，エディットボックスとボタンを用意して，エディットボックスに何か記述してボタンをクリックするとリストコントロールに記述したものが追加されるようにしたいのです。
KoichiSugiyamaさんが示してくださった関数でそれを実現することができるのでしょうか？
よろしくお願いします。

[KoichiSugiyama]

できるかできないかで言えば「できます」なのですが、やり方がわからないということでしょうか。
簡単に言うと、ボタンクリックのイベントハンドラ内で、テキストボックスに入力されているテキストを取得して、InsertItem()を使ってリストコントロールに追加する、という手順を実装してやる必要があります。
また、追加するリストコントロールはあらかじめ用意しておく必要があります。

[tanukitii]

構造体を用意して，InsertItem()でその中にデータを格納していくというイメージですか？？

[KoichiSugiyama]

修正依頼での質疑を読んでtanukitiiさんの質問の意図がなんとなくつかめたように思います。
ちょっと乱暴な説明になると思いますが、こんな風に考えてみてはどうでしょうか。
CListCtrlはリストコントロールウィンドウに対する操作や情報を管理するクラスです。もちろん、リストに表示するデータも管理しているのですが、そのデータ(リストビューアイテムといいます)はまたそれぞれのデータごとに付随する情報がありますので、それらをまとめてひとつの構造体(LVITEM)で管理していると考えてください。そうすると、InsertItem()の引数に構造体が使用されているのが判りやすいと思います。リストのデータとして表面に現れるテキストデータはあくまでリストビューアイテムの付随する情報のひとつに過ぎないということです。
今回実現したい構成で考えると、テキストボックスに入力されたテキストを、LVITEM構造体にセットして、それをCListCtrlに登録することでリストのデータひとつが登録できる、ということになります。

[tanukitii]

そういうことでしたか…，ようやく理解できました。ありがとうございます。
私のこの曖昧な質問に対して，ご丁寧に解答していただき誠にありがとうございます。
今後，もう少ししっかりとした質問ができるように書籍などでも勉強していこうと思います。

この度は誠にありがとうございました。