Linux(SSH接続)で、ログイン時に前回ログアウトした時のディレクトリを自動的に開く事は可能か？

Question

Ubuntu 16.04.3 上でOpenSSHを動かして、SSH接続して作業しています。
クライアントはPuttyとWinSCPを使用しています。
シェルはbashを使用しています。

WinSCPには、接続時に自動的に前回切断時のディレクトリを開いてくれる設定があります。
http://zuoka.blogspot.com/2011/03/winscp.html

このように、接続した時に自動的に前回の位置を開いてくれるような方法はあるのでしょうか？

Answer 1

以下でいかがでしょうか。

1. .bash_logout に、pwd > ~/.last_pwdと書く
2. .bash_profileに、cd $(cat ~/.last_pwd)と書く

Comments

[currysita]

一時的にファイルに保存しておく処理と、復元する処理を自動化するのですね。
これならクライアントの種類に依存せずに実行出来て汎用性高そうです。
ありがとうございました。

Answer 2

前回の状態を引き継ぎたいとき、普通は、screenとかtmuxといった仮想端末コマンドを使います。使い方はググってください。
ディレクトリだけじゃなくて、接続が切れる直前の状態を全て復元します。そのかわり終了時はログアウトしないで、ローカルの端末ソフトをいきなり落とします。
WANの先のホストにログインする場合などは意図しない切断が発生しうるのでこういうコマンドが必須です（ネットワーク切断が無かったかのごとく復元する）。
ただし、ログイン先ホストの再起動を行うと復元は無理ですが。

ディレクトリだけで良いから、ホスト再起動を越えて復元したいと言う事なら、kaztoさんの回答のようにファイルに保存するしかないです。
.bash_logoutはネットワーク切断では実行されなかったと思うので、.bash_profileに、

trap 'pwd > ~/.last_pwd' 0
cd "$(cat ~/.last_pwd)"

でしょうか。

Comments

[currysita]

調べてみました。Linuxを数年使ってましたが、 screen も tmux も trap も使った事なかったです！ありがとうございます！

確かに不安定な回線だと絶対に必要な気がしますね。先人の偉大な知恵ですね。
社会人なり立ての頃に、ログアウトしないで使う環境があったのを思い出しました。その時にちゃんと調べておけば良かったですね…。
勉強になりました。ありがとうございました。