diffコマンドで`set -e`を使用してファイルが見つからない場合にのみ終了する

Question

以下のように様々なファイルのDiffを生成するスクリプトを使用しています。
a1.txt b1.txt の部分はもう少し複雑なスクリプトになっています
diff <(grep xxx aaa.txt) <(grep xxx bbb.txt)といった感じです。

エラーがあればそこで処理を中止してほしいので set -e オプションを指定しています。
しかしdiffの返り値がファイル差分のあるときに1になるのでdiffのところで処理が終わってしまいます。

• diffで差分があっても処理を継続したい
• スクリプト全体はエラーがあれば処理を中止してほしい

これらをうまくやる方法があれば教えてください。

set -e
diff a1.txt b1.txt > c1.txt
diff a2.txt b2.txt > c2.txt
diff a3.txt b3.txt > c3.txt
(...)

echo "Do not exit if only file not found."

Answer 1

こんな感じで場合分けできそうな気がします。

set -e
diff test.txt test2.txt > c1.txt 2>/dev/null  && e=$? || e=$?
case $e in
0) echo same ;;
1) echo differ ;;
2) echo error
   exit ;;
esac

echo goal

Answer 2

普通の答えですが、ファイルが存在するかどうかは事前に if を使ってチェックしましょう。

diff で差分があっても処理を止めない方法ですが、一つは set +e で一時的に解除する方法で、もう一つはエラーを無視する方法があります。

diff file1 file2 || :

Answer 3

set -eなんていう横着をせずにちゃんと自分でチェックするのが良いでしょう。

set +e
diff <(grep xxx aaa.txt) <(grep xxx bbb.txt)
RC=$?
if [ $RC -gt 1 ]
then exit $RC
fi
set -e