python3 例外処理 エラーが発生した場合の対処

Question

例外処理を毎回、

try:AAAAA
except IndexError:pass

等と記載してますが、IndexError以外に複数指定する場合も
直接書きだと、非常に効率が悪いです。

何かしらエラーが発生した場合
その処理を無視する事はできないでしょうか？

Answer 1

カッコでくくれば必要最低限の例外をまとめて捕捉できますよ。

try:
    AAAAA
except (IndexError, TypeError):
    pass

Answer 2

contextlib.suppress

任意の例外リストを受け取り、with ブロック内でいずれかが起こると with ブロックの直後から黙って実行を再開するコンテキストマネージャを返します。

ほかの完全に例外を抑制するメカニズム同様、このコンテキストマネージャは、黙ってプログラム実行を続けることが正しいことであるとわかっている、非常に限定的なエラーをカバーする以上の使い方はしてはいけません。

Answer 3

Pythonのほとんどの例外はExceptionクラスを継承しています。
ですから、こいつをキャッチすることでエラーを無視することは可能です。

しかし、全く推奨しません。
意図のない例外の握り潰しは、デバッグを著しく難しくします。

例えば、ただのタイプミスも例外としてキャッチされてしまうのです。

>>> for i in range(3):
...     try:
...         print(l)
...     except Exception:
...         print('error')
...
error
error
error

上記の例だとまだ分かりやすいですが、当然もっと紛らわしいミスも生じ得ます。

直接書きだと、非常に効率が悪いです。

その効率の悪さが、デバッグの効率を良くしていると思ってください。

Answer 4

一番簡単なのは、

try:
    何らかの処理
except:
    pass  # にぎりつぶし

これだと自分の首を締めることになりかねないので、

try:
    何らかの処理
except HogeError as e:
    例外処理1
except FugaError as e:
    例外処理2
except:
    想定していないような例外が来たときの処理

これくらいですかね。

参考：
Python基礎講座(11 例外)