pythonのclosureの使いどころ

Question

chainerでgan関連の実装をするにあたり、sample実装を参考にしています。その中で以下のclosureの実装みて不思議に思いました。
https://github.com/chainer/chainer/blob/master/examples/dcgan/train_dcgan.py#L57-L63
ここでclosureにする意味は何かあるのでしょうか。
ここでclosureにするメリットのようなものを教えていただければと思っています。(正確にでなく想定であってもかまいません)

この質問の意図はpythonのclosureを上手く使えるようになりたいという目的があります。

pythonのclosureに関してはこれなどを参考に私の認識した範囲ではフィボナッチ数列のような再帰的な関数呼び出しで作られるものや

def adder(x):
    def add(y):
        return x+y
    return add

a3 = adder(3)
a3(5) # 8が出力
a10 = adder(10)
a10(5) # 15が出力

のように関数の一部を書き換えられるようにするだとか

def counter():
    x = 0
    def counter_internal():
        nonlocal x
        x += 1
        return x
    return counter_internal

c = counter()
print(c()) #1
print(c()) #2
print(c()) #3

のようにグローバルには変数を定義しないが関数をよびだすことで値を書き換えられるというような使い方に向いていると認識しています。

上記の実装はそのどれにも当てはまらないように思ったので質問いたしました。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

メソッドの共通化や分かりやすさのためのものです。
一般的にクロージャーと呼ばれるものではありません。

Comments

[shogiOtakku]

早速の回答ありがとうございます。
なるほど、そもそもクロージャと呼ばれるものではないのですね。
クロージャの定義について勉強しなおします。

Answer 2

先に回答した方が書いている通りこれは単なる関数内関数で、クロージャとしての意図はないように思います。make_optimizerの機能は関数にまとめたかった、可読性を意識してmainの中で定義したといったところでしょう。
ちなみにclojureではなくclosureです。日本語で「関数閉包」ですから。clojureじゃlisp系の言語になっちゃいます。

Comments

[shogiOtakku]

ありがとうございます。
同じ処理をひとつにまとめて可読性のために関数内関数として近くに定義した、ということ理解しました。
なるほど、それ以上の意味はなさそうですね。
スペルミスの指摘もいただきありがとうございます。お恥ずかしい。。。こちら編集で修正いたしました。