microsoft.ace.oledb.12.0 プロバイダはローカルのコンピュータに登録されていません。

Question

PCのOSはwindows7,Access2016とVisual studio2017 communityを使用しております。

windows form appで、アクセスのデータベースを使用するため、

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms171893.aspx

という記事を参考に、手続きを進めていましたが、

9.[サーバー名またはファイル名] で、接続する .accdb ファイルのパスと名前を指定し、[OK] をクリックします。

という段になって、OKボタンを押したところ、

microsoft.ace.oledb.12.0 プロバイダはローカルのコンピュータに登録されていません。

というメッセージが現れ、次の段へ進めず、困っています。

Access2016ランタイムをインストールすると良いという話を知り、インストールしてみましたが、何の変化もありません。

どうすれば、次の段へ進みますか。

Answer 1

Microsoft Access Database Engine 2016 には 32-bit 版と 64-bit 版があります。以下の記事の Details を見てください。

Microsoft Access Database Engine 2016 Redistributable
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=54920

一方 Visual Studuo には 32-bit 版しかありません。

もし 64-bit 版をインストールしたとすると、Visual Studio からは接続できません。想像ですが原因はそのせいではないかと思います。

もし上記の想像が当たっているとすると、32-bit 版と 64-bit 版は同じ PC で共存できませんので（裏技的な手はあるそうですが）、64-bit 版をアンインストールして 32-bit 版をインストールする以外に解決策はないです。

32-bit / 64-bit の話については、ちょっと古い記事ですが、以下の NSDN blog が参考になると思います。

Part 1. 64 ビット Windows OS の基本知識
https://blogs.msdn.microsoft.com/nakama/2008/10/30/part-1-64-windows-os/

Part 2. .NET Framework 2.0 アプリケーションの 64 ビット対応
https://blogs.msdn.microsoft.com/nakama/2008/11/05/part-2-net-framework-2-0-64/

Comments

[kobayashi5884]

ご回答をありがとうございます。
PCは借り物なので、アンインストールすることはできませんでした。

一応の対応策として、accdbファイルを開くのではなく、accdbからmdbに変換することにしました。

Answer 2

私も以前に似たような状況でハマったことがあるので、ポイントだけですがアドバイスさせていただきます。
私の時とはAccessと開発ツールのバージョンが違うので、ご参考までに。

Accessのランタイムは32bit版と64bit版があります。

開発ツールのプロジェクトのターゲットプラットフォームがAny CPUになっていると、上手くいかなかったように記憶しています。インストールしたランタイムに合わせて32bit版の時はx86、64bit版のときはx64を指定すれば接続できたと思います。

このあたりを調整されてみてはいかがでしょうか。

Comments

[退会済みユーザー]

質問者さんが参考にしている記事を見ると Visual Studio から Access への接続の話のように思えます（アプリからの接続の話ではなさそう）。そうであれば、32-bit 版の ACE を使わないと何ともならないはずですが？

[KoichiSugiyama]

そうですね。よく内容を吟味せずにおぼろげな記憶を頼りに書いてしまいました。