IOPSの記述について

Question

AWSのEBSストレージについて学習している際に「IOPS」という単位が出てきたのですが、こちらについて少々ご質問があります。
汎用SSD(gp2)はベースライン性能として、「 3 IOPS/GB (最低100 IOPS) 」と書籍に記載がありました。
こちらの意味としては、1GB当たりのデータを1秒間当たりに読み込み、または書き込みが可能という意味であっておりますでしょうか。
また、最低100 IOPSとあったのですが、こちらの意味が分からなかった為教えて頂きたいです。

Answer 1

書いてあるとおりといえばそうなのですが…。

とりあえず、公式ドキュメントは下記です。疑問の答えはおおよそこちらに書いてあります。
汎用 SSD ボリューム (gp2)

IOとはInputとOutput
つまりディスクの読み書きのことを指しています。
IOPSとはIO per Second
です。つまり1秒あたりのIO性能のことを指しています。
こう書いたらもう少し分かりやすいでしょう。

gp2ではストレージ容量によってIOPSの性能が変化します。
ストレージ容量が大きくなるほどIOPSの性能が向上することを意味しています。
/GBと書いてあるのはストレージ容量が1GB大きくなる/小さくなるごとにIOPSが3増減するということです。
最低100というのは読んで字のごとくです。
↑のドキュメントにストレージ容量とその時のIOPSの値を表にしたものがあるのでそちらを見るといいでしょう。

なお、今ではgp2のストレージを使うよりもgp3のストレージを使ったほうが多くの場合性能的にもコスト的にもメリットが大きいです。

Answer 2

1GB当たりのデータを1秒間当たりに読み込み、または書き込みが可能という意味であっておりますでしょうか。

違います。全体のディスク容量1GBあたり、これだけの性能が出るという話です。

最低100 IOPS

全体容量が少なくてもこれだけは出る、ということです。

Comments

[maisumakun]

SSDの場合、書き込み速度などの性能は容量に比例します。

[jjj001]

ご回答ありがとうございます。
お手数ですが、「全体のディスク容量」こちらの意味についてもう少し詳細にご説明頂けないでしょうか。
3 IOPSとなると1秒間当たり3回の書き込み、読み込みが可能かと思うのですが、「1GB」とどう関係があるのかがいまいち分からないです

[maisumakun]

33.3GBまでのディスクであれば、最低の100IOPSが出て、それ以上の容量であれば1GBあたり3IOPS（たとえば100GBなら300IOPS）となります。