Array(0,1)とArray(0)(1)の違い

Question

Excel VBAでコードを書いています。

配列から値を取り出すときの方法で、以下の違いがわかりません。

Array(0,1)
Array(0)(1)

以下のコードように、範囲の値を配列で扱い、条件に合致する行で新たな配列を作成しようとしています。

結果として、最初に取得した配列の構造と、最終的にでき上がる配列の構造が変わってしまいます。

なぜなのでしょうか？
また、この構造体の違いを教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

Dim trgArr as Variant
With Range("A1").CurrentRegion
     trgValue = .Resize.(.Rows.Count - 1).Offset(1).Value
End With

Dim i as Long
ReDim newArr(0) as Variant
For i = LBound(trgValue) to UBound(trgValue) 
     If trgValue(i, 1) = "田中太郎" Then
          newArr(UBound(newArr)) = Array(trgValue(i, 1), trgValue(i,2), trgValue(i,3))
     End If
Next
Debug.print newArr(0)(1)

Answer 1

Array(0,1) は二次元配列です。

Array(0)(1) は一次元配列の要素に一次元配列を格納したものになります。ジャグ配列と呼ばれることもあります。

trgValue = .Resize.(.Rows.Count - 1).Offset(1).Value
というようにValueを代入すると2次元配列になります。

newArr(UBound(newArr)) = Array(trgValue(i, 1), trgValue(i,2), trgValue(i,3))
は一次元配列 newArr にArray関数で生成した一次元配列を格納しています。