他ユーザーの環境変数をコマンドプロンプトで変更するには、どのようなコマンドが必要でしょうか？

Question

他ユーザーの環境変数をコマンドプロンプトで変更するには、どのようなコマンドが必要でしょうか？

実行環境はWindows10です。
他ユーザー(ローカルユーザーとして定義済み)として、特定のプログラムを実行しようとしています。
runas /user:ユーザー名 プログラム.exe
のようにして実行しましたが、対象のプログラムでは環境変数を必要とするdllファイルを参照しており、エラーになりました。(実行させたいユーザー環境には環境変数がない)

set 環境変数名=dllファイルのパス
を実行してからrunasコマンドを使用しましたが、現環境の環境変数が設定されるだけで、実行先のユーザー環境には環境変数を作ってくれないようで、同様にエラーになりました。

対象のユーザーで実行させ、環境変数も設定できるコマンドはありませんでしょうか？
分かる人がいましたら、宜しく御願い致します。

Answer 1

サインインユーザーのDLLパスの環境変数が登録されていて、RunAsコマンドで指定するユーザーには登録されていない環境の場合、RunAsコマンドのオプションである「/noprofile」オプションを付けて実行してみてはどうでしょうか？
noprofileオプションが無い場合は、Userオプションで指定されているユーザーの環境変数などを含むプロファイルが読み込まれて実行されますので、これが問題になっていると予想しました。
オプションの詳しくは「RunAs /？」で確認してみてください。

Comments

[TOMO6181]

御回答ありがとうございます。
noprofileを指定しなかった場合にuserオプションで指定したユーザーのプロファイルが影響することがあるのですね。確認してみます。

Answer 2

プログラム.exeを実行するんじゃなくて、

set 環境変数名=dllファイルのパス
プログラム.exe

と書いたBATファイルをrunasで実行すれば良いのでは？（BAT以外の何者かでも良いですが）

あるいは、システム環境変数に追加して良いなら、環境変数名 と dllファイルのパス を追加しておけば、全ユーザーに効くと思います。

Comments

[otn]

上記の方法が良いと思いますが、
> 他ユーザーの環境変数をコマンドプロンプトで変更するには、どのようなコマンドが必要でしょうか？
を、文字通りには、setx コマンドで /u で出来そうです（他ユーザーの指定は、やろうと思ったことないですが）。
詳しい説明は setx /? にあります。

[otn]

「runasを実行したユーザーの環境変数を『全て』引き継ぐ」なら、runas /env で良いのですが、
プログラム.exeの実行ユーザこそ別ユーザーですが(whoamiの結果も別ユーザー)、
環境変数のUSER、USERPROFILE、APPDATA、LOCALAPPDATA、HOMEPATHなどその他ユーザーに関する環境変数情報が全部「runasを実行した元のユーザー」になるので、「元のユーザーでプログラム.exeを実行した」のと変わらない結果かも知れません。
まあ、"プログラム.exe"の仕様と、「何故別ユーザーで実行したいのか」の理由次第ですが。

> set 環境変数名=dllファイルのパス を実行してからrunasコマンドを使用しましたが、
をやったと言うことは、「どのユーザーでもその環境変数は同じ値を設定して良い」ということですかね？
であれば、
> システム環境変数に追加
がベストでしょう。

「自分の環境変数にはその設定を入れたくないが、runas先の環境には入れたい」であれば、
回答の前半の方法です。あるいは setx /u を使うか。

[TOMO6181]

御回答ありがとうございます。
他ユーザーで実行する理由としては、OPCサーバーと接続する場合、セキュリティのレベルによってはサーバーと同じユーザー名、パスワードでないと繋がらないためです。
しかし、OPC側の運用としてはパスワードを変えない方針であり、そこでクライアント側はパスワードを変更しない、接続用のユーザーで実行する必要があるためです。
なので、ログインした環境と同じように実行できる方が良く、/envを使った方法が目的に合っています。