.gitignoreで対象のディレクトリ配下のファイルを管理対象外にするには???

Question

.gitignoreで対象のディレクトリ配下のファイルを管理対象外にするには、、、

src/objディレクトリにあるファイルを管理対象外にする際の.gitignoreファイルについて。

program
    - src
        - main.c (ソースコード)
        - obj
            - .gitkeep
            - main (実行可能プログラム)

以下のディレクトリ構成を有するプロジェクトに対して、実行可能プログラムを管理対象外とするべく、以下の.gitignoreファイルを生成しました。

obj/*
bin/*

!.gitkeep

これではmain(実行可能プログラム)は管理対象とならず、.gitkeepファイル(ディレクトリを管理対象とするため)だけが管理対象になると考えました。

結果はmainも管理対象となってしまいました。

一時的な解決策

私は上記.gitignoreを以下のように修正することで、一時的にこの問題を解決することができました。

/src/obj/*
src/bin/*

!.gitkeep

しかしながら、最初の内容で想定していた動作をしないことが理解できません。
どうして、.gitignore(1)ではobjディレクトリ配下のファイルが管理対象外にならないのでしょうか。

Answer 1

program
    - src
        - main.c (ソースコード)
        - obj
            - .gitkeep
            - main (実行可能プログラム)

このようなディレクトリ構造で、program ディレクトリがリポジトリルートの場合、program/.gitignore の次の記述はそれぞれ以下の意味を持ちます。

• obj/*
  • program/obj/* を無視する
• /src/obj/*
  • program/src/obj/* を無視する

下層ディレクトリのどこかにある obj/* を無視したいのであれば、次のように記述します。

• **/obj/*

.gitignore は任意のディレクトリに設置できます。そのため、obj/* のように記述すると、設置した .gitignore を起点とする相対パスとして解釈されます。

Comments

[退会済みユーザー]

「/obj」と書くとリポジトリルートを起点とすると勘違いしていました。
「obj/」でもリポジトリルートを指定することになるんですね、、、

訂正なご説明ありがとうございます。