テーマ、知りたいこと
みなさんの思うアジャイルという概念についてお聞きしたいです。
よくスクラムと同列に語られがち(主観)と思っているのですが当然スクラムではないアジャイルもあるわけで、具体的に言語化できないのがもやもやしています。
背景、状況
アジャイルであれ！と色々なことに要件や手順を踏む必要を生むことは本来すぐにアラートがあがるもの、開発が生まれるものを時間がかかるようにしていると思ってしまう。
また、さまざまなところで語られているテーマではあるが核心をつく、とは言わずともなるほどなと納得できるだけの言語化に自分はまだ出会ったことがないためみなさんの考えを知りたい。
回答9件
#1
短い期間で開発するチームでのスタンス、と私は考えており、アジャイル開発宣言などもそのようなことが書かれている。(と思っている)
ただ、そのために時間を区切ってスプリント内に終わるものにだけ取り掛かる、終わるサイズに分解するという工程は振り返るためには非常に重要であることであるが、実際に短い感覚で成果物を出すという目的に沿っているわけではなく短い感覚でチームをアップデートしていることだと思う。
とはいえ、では短い感覚でチームをアップデートさせていくことがアジャイルの目的かというとそれはあくまで手段のように思う。
#2
総合スコア14431
投稿2025/05/09 06:19
Wikipediaに書いてあるとおりだと思うので、リンク貼っておきます。
開発してて思うのは、プログラム(システム)というのは、作って欲しい人(自分も含めて)でさえも、できあがってみないと何が欲しかったのかわかっていないし、それがその方法で思うとおりに実現できるかわからないということ。
有名な「顧客が本当に必要だったもの」の絵があることからも、普遍的な問題だということがわかります。
そういう場合はアジャイルが特に有効だと思っています。
あと、質問にある以下の部分の意味がよくわかりません。
アジャイルであれ！と色々なことに要件や手順を踏む必要を生むことは本来すぐにアラートがあがるもの、開発が生まれるものを時間がかかるようにしていると思ってしまう。
#3
意図伝わらず申し訳ない。(自分でも混乱してるが故間違っているだけならそれはそれですみません)
あと、質問にある以下の部分の意味がよくわかりません。
に関しては、アジャイルという手法を用いようとするあまり、本来の目的である開発スピードの向上や顧客意図の適応などができない形になっていないかということを考えた形です。
#4
総合スコア2386
投稿2025/05/12 10:47
みなさんの思うアジャイルという概念についてお聞きしたいです。
よくスクラムと同列に語られがち(主観)と思っているのですが当然スクラムではないアジャイルもあるわけで、具体的に言語化できないのがもやもやしています。
わたしの理解では、アジャイル開発とは「よりよいソフトウェアを提供するため、素早く実験し、経験にもとづいた改善を繰り返す」ことを重要視する手法です。スクラムはそのアジャイル開発を実現するためのプラクティスの一つに過ぎません。他にも、エクストリーム・プログラミング（XP）やカンバン、継続的インテグレーション（CI）などが、アジャイルのプラクティスとして広く知られています。
アジャイルという手法を用いようとするあまり、本来の目的である開発スピードの向上や顧客意図の適応などができない形になっていないかということを考えた形です。
有名な「アジャイルソフトウェア開発宣言」には、以下のように記されています。
『プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、価値とする。』
つまり、特定のプラクティスに固執するあまり、本来の目的である「価値あるソフトウェアの提供」がおろそかになっているなら、それはアジャイルの本質から外れていると言えるでしょう。
#5
総合スコア14431
投稿2025/05/12 11:19
アジャイルという手法を用いようとするあまり、本来の目的である開発スピードの向上や顧客意図の適応などができない形になっていないかということを考えた形です。
アジャイルに適していないものに適用しようとしているとか、ユーザとの連携が取れていないなど、採用するにあたっての障害があるのではないでしょうか。
アジャイル的の手法では、小規模/部分的なものから積み上げていきながら開発していくわけですが、開発チーム全体での手法に対する理解が必要なのは言うまでもありませんが、さらに重要なのは、ユーザからのフィードバックです。 ユーザからの情報を得るためには事前にユーザとの開発手法に対する合意が取れている必要があります。
#6
総合スコア166
投稿2025/05/13 06:27
（回答になってるかわかりませんが、、）
確かに、スクラムでやることが目的化してしまい、
スクラムのためのスクラムみたいになったりすること、私もあります。。
こんな作業してるなら目の前のバグ修正でもした方が「顧客への価値提供」につながるんじゃないか、、
なんて考えることもあります
でもそれを許したら組織として崩壊してしまいそうですし、、
『チーム一丸になって（それこそスクラム）「顧客への価値提供」しようとすることを考えるプロセス』も含めて"アジャイル"なのでしょうか
全くまとまっていませんが...
#7
総合スコア183
投稿2025/05/13 11:23
PDCAを高速で回し、ユーザーにとって価値あるものをいち早くリリースしていく概念だと思ってます。
他の人が書いている通り、「顧客への価値提供」が最優先で、その価値は日々変わるので、今必要なものを鮮度がいい状態で提供していくのが大切と感じてるのですが、こんなかんじの回答であってるのかな？？
#8
気がついたら大量に答えてくださってる…
皆さんありがとうございます！
確かに、本来の目的が価値あるソフトウェアの提供なので、そこから遠ざかっているならば何かおかしいことになっていそうですね。
特定のプラクティスにこだわることは避けたいですね。
とはいえそれを実現する方法がアジャイルで、特にユーザーフィードバックなどは大事そうですね…
色々と勉強になりました！！
個人としては聞きたいと思ったことは聞けましたが、もし他の人の意見あれば依然として聞きたいので閉じずに残しておきます。
#9
総合スコア75
投稿2025/05/20 09:35
自分もPDCAを早く回してユーザーに求められているものを柔軟に作っていくことがアジャイルの本質かと思います
しかし最近難しいと思うのが、素早く回すからといって、機能・非機能要件などの決めなければいけないところを全く決めずに進めていいわけではないと言うところです
後々になって大幅なタスク漏れや軌道修正が必要だと判明したりしたら、素早いリリースも価値の創出も滞ってしまうので、アジャイルだからこそより慎重に決めなければいけないことを決めて、計画を詰めていくことが重要な気がします
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