Tomcatのログローテーションの方法について

Question

実現したいこと

Tomcatのログローテーションを行いたいです。

発生している問題・分からないこと

OS標準の「roglotation」を使用する場合、ログをプログラムが掴んでいるため、オプションの「copytruncate」を使用しないといけないと思いますが、copy と truncate の間のログは、出力されないとの情報をみました。
回避策はあるのかお教え下さい。

一応、該当のソースコード設定でローテーションは出来ました。

該当のソースコード

/opt/tomcat/apache-tomcat-8.0.53/logs/catalina.out
/opt/tomcat/apache-tomcat-8.0.53/logs/*.log
{
    copytruncate
    daily
    rotate 7
    compress
    missingok
    create 0644 tomcat tomcat
}

試したこと・調べたこと

• teratailやGoogle等で検索した
• ソースコードを自分なりに変更した
• 知人に聞いた
• その他

上記の詳細・結果

OS標準の「roglotation」以外にも、Tomcat標準のログローテーションがあるような記事を見たのですが、調べても「roglotation」以外出てこなかったです…

補足

CentOS release 6.10 (Final)
Apache Tomcat/8.0.53

Comments

[poto568]

「logrotate ログ 欠損 対策」で検索すると以下の記事が
引っかかりました。(当該記事を書いたのは私ではありません。)
参考になるかもしれません。

https://qiita.com/b_a_a_d_o/items/a23cad2684e3ecd6e595
logrotateでログが欠損するケースとその対策

[sabaka]

コメントありがとうございます。
記事を読んだ限り、Tomcatの場合は欠損を許容するかローテ毎にプロセスを再起動するしか無さそうですね…

Answer 1

catalina.out は shell が作成しますが、それ以外のログは tomcat の java プロセスが作成します。

そのため、catalina.out 以外は tomcat 側でローテートすれば OS標準の logrotate の影響はうけなくなります。

また、catalina.out は catalina.YYYY-MM-DD.log と内容がほぼ同じなので、情報としての価値はあまりありません。唯一あるのは、shell が java のプロセスを起動出来ない、と言った場合の痕跡が残るのが catalina.out です。

なので、一つの回避策としては、logging.properties で CONSOLE への出力を行わないようにして、catalina.out のデータ量を減らします。そのうえで、ローテーションをしないようにします。

また、tomcat を起動する shell スクリプトの中で、既存のcatalina.out が存在する場合に、リネームして作り変えることで、安全に catalina.out をローテーションさせると言った方法が考えられると思います。