VBAでval関数を使いたいのですが直感と違う挙動をしています

Question

前提

val関数を使っていたところ直感と違う挙動をしていました。しらべても 、なんの仕様なのか出てこないのでわかる方がいたら教えてほしいです。
また、検索ワードの見つけ方などでこの手のトラブルのうまい原因の見つけ方があれば教えてほしいです

実現したいこと

val関数で数字を出したい。

発生している問題・エラーメッセージ

直感的には val("5d10")は5になって欲しい。

50000000000
50000000000

該当のソースコード

debug.Print val("5d10")
debug.Print val("5e10")

試したこと

VBA 基数、VBA val関数、などの検索ワードでググってみましたがうまい結果が得られませんでした。

結果を眺めると 5×10＾10となっているのはわかるのですが内部でどう解釈されているのかがわかりません。わかる方がいたら教えてください

追記事項

使用しているのは エクセル 2019 64ビット版です。

Comments

[maisumakun]

どのアプリのVBAですか？

[koklopkiujio]

エクセル 2019 64ビット版です。

Answer 1

50000000000
をセルに入れてセル幅を狭くすると
5E+10
と表示されます。
数値の指数表現です。
この中の＋記号は省略可能です。
Eというのは指数という意味です。
浮動小数点数に「単精度浮動小数点数」と「倍精度浮動小数点数」があるのはご存じでしょうか？
この２つを区別したいときに倍精度の意味でEの代わりにDを使うことがあります。
要するにEでもDでも指数表現として認められているということです。
小文字も許容されていますのでeでもdでもいいという事になります。

Answer 2

VBAでは dは指数表記を意味しているようです。
つまり、5d10は5 * 10 ^ 10という意味になります。

debug.Print val("5d-10") だと5 * 10 ^ -10という意味になり0.0000000005 となります。

他にeも指数表記を意味します。
ということで指数表記を無視するようにするには、d や e を別の文字に置換してからvalの引数にすればいいでしょう。

    Debug.Print Val(Replace(Replace("5d10", "d", "a"), "e", "a"))