プログラミング初心者です。最近Web制作の勉強をしていて、HTMLやCSS、JavaScriptの基本的な書き方はなんとなく分かるようになってきました。
色々な記事やYouTubeなどを見ていると「Node.js」という言葉をよく見かけるのですが、いまいちピンときません。
自分なりに「Node.jsとは何か？」を調べてみたのですが、
- JavaScriptをサーバーサイドで動かすもの？
- ブラウザで動くJavaScriptとはどう違うの？
- どんな場面で使われるの？（APIとかWebアプリとか？）
など、よく分からないことが多くて混乱しています。
特に「Node.jsの使い方」や「フロントエンドを学んでいる自分にとって必要なのか？」が気になっています。
初心者にもわかるように、Node.jsの概要や役割、JavaScriptとの違い、実際の活用例などを教えていただけると助かります。
よろしくお願いします！
回答13件
#1
総合スコア146653
投稿2025/06/01 02:16
JavaScriptをサーバーサイドで動かすもの？
それに限られません。ローカルで、JavaScriptの開発用ツールを動かすために使うこともよくあります。
どんな場面で使われるの？（APIとかWebアプリとか？）
上に書いたように、JavaScriptなどの開発ツールの多く（Webpack、TypeScript、PostCSSなど）がJavaScript（あるいはその派生言語、もしくはNode.js用のプラグイン）で書かれているので、それを動かすためにも使います。
フロントエンドを学んでいる自分にとって必要なのか？
はい、フロントエンドについても大規模なJavaScript開発を行う上では、Node.jsで動かす開発ツールは欠かせないです（ただし、ツールとして入れて設定を行う程度で、直接Node.jsで動くコードを書く必要はないかもしれません）。
#2
総合スコア67
投稿2025/06/01 05:15
う～んと。
まずは、だな。
初心者って事でザックリとした説明を。
まず、JavaScriptと言うのは通称だ。
正式名称をECMAScriptと呼び、これはECMAやISOで「標準化された」言語仕様が存在する。
つまり、色んな会社(ベンダー)がその仕様に則ってさえいれば、その処理系をJavaScriptであるとか、あるいはECMAScriptだと名乗らせる事が出来る。
ここまではO.K.?
結果、Microsoft、Google、Mozillaなんかのブラウザのベンダは、それぞれのブラウザで自社開発のJavaScriptエンジンをそれぞれ走らせてるわけだ。
さて、元々JavaScriptは、旧NetScape社が「ブラウザで走らせる為に」開発したプログラミング言語だ。
一方、現在、標準の言語仕様書もあり、別に「ブラウザ上で実行しない」処理系があっても構わない、と言う事になる。例えばPythonのように、端末(WindowsではDOS窓等)で実行出来ても構わないのではないか。
そこで、各ブラウザに搭載されているJavaScriptエンジンを取り出して、ブラウザ依存じゃなくても動くJavaScript処理系がいくつか存在する。こういうのをスタンドアロンと呼んだりするが。
代表的なトコにMozillaのSpiderMonkey、GoogleのV8なんかがある。
これらのメリットが何か、と言うと、もう単純に「JavaScriptのコードを書く際にHTMLやらCSS塗れにならんで済む」っつー事だ。
大体、JavaScript入門書だと例示がHTMLやらCSS塗れになっていて、scriptタグにJavaScriptコードを直接埋め込みます、ってなってんじゃなかろうか。書くのもかったるいし、ソースも汚くなる。
もちろん手慣れた人はJavaScriptはJavaScript「だけの」ファイルを作って、scriptタグなんかでJavaScriptファイルを指定して読み込むようにしてる。一方そうなると、単体でJavaScriptが実行出来ないのならテストも容易ではない。
スタンドアロンは「JavaScriptだけに集中してプログラムを書ける」んで、ブラウザ頼りより遥かに利便性は高いんだ。
ところで、Windowsに敢えて絞って言うと、これらをWindowsで扱うのはちと面倒くさい。必ずしも過去そうだったわけじゃないんだけど、現在だとこれらは「ソースコードを入手」して「自分でビルド」せなアカンようになっている。
もちろん腕に覚えがある人はいいんだけど、一般的に言って、「簡単にダウンロード」して「インストール出来ます」って類の代物じゃあないんだな。「ちょっと試してみよう」と言うにはそれなりにハードルが高くなる。
この辺、実はWindowsのプログラミング環境ってやっぱUNIX系OS(例えばLinuxとか)に比べると劣るんだよな。Linuxだとディストロ提供のバイナリを簡単に導入出来たりするんで。
そこで出てきたのが(ってワケじゃないんだけどホントは)Node.jsだ。Node.jsも要するに端的に言えば単体で動くJavaScriptのスタンドアロン処理系だ。
もうちょっと言うと、実は本体はGoogle V8だ。ただし、それだけじゃなく、拡張がてんこ盛りでマシマシになっている。Perlから始まったネット経由のアーカイブから欲しいライブラリをダウンロード、と言うような機能にも対応している。
いずれにせよ、Windowsで「HTMLやらCSSと関係なく純粋なJavaScript環境でプログラミングしたい」となったらNode.jsをインストールするのが一番いいだろう。以前は違ったみたいなんだけど、今だと「一番簡単にWindowsで利用出来るJavaScriptスタンドアロン」になっている。=> Node.js®をダウンロードする
要は、「Pythonみたいに手元で実行出来るJavaScript実行環境」ってのがNode.jsだ。
僕は使ってないんで良く知らんのだけど、恐らくMicrosoftのVisual Studio CodeなんかでもNode.js用の拡張ファイルが山程あるんじゃないの?そういうのを使えば、「ブラウザの開発者ツールを使って」と言う不自由な環境じゃなく、言っちゃえばフツーのプログラミング言語相手のフツーのプログラミングが出来る、と。
それがVS Code + Node.jsの利便性、っつーか旨味なんじゃないか、って思います。
#3
総合スコア14490
投稿2025/06/01 08:22
編集2025/06/03 02:29私なりの説明をしてみます。ざっくりとした説明なので、厳密さには欠けますので悪しからず。
JavaScript はプログラミング言語の一種です。プログラミング言語で作られたプログラムは、何らかの方法で実行されます。実行方法には大きく分けて2つあります。
C言語などのコンパイル言語は、WindowsやMacなどのOSや、プロセッサなどの動作環境に応じた実行ファイルにコンパイルされて実行されます。
一方、JavaScriptやpythonなどのスクリプト言語は、コンパイルされずに実行環境と呼ばれる、そのスクリプトを読んで解釈して実行するためのプログラムによって実行されます。 たとえば、pythonを実行するにはpythonコマンドをインストールする必要がありますが、それがpythonの実行環境です。
JavaScriptの実行環境の代表はブラウザです。JavaScriptはもともとブラウザ上でプログラムを実行するために作られたもので、ブラウザで実行するのが一般的です。 VBAの実行環境は、ExcelやWordなどのMS Office製品であるのと似ています。
JavaScriptが普及してくると、他の場面でも使いたいという要望/欲求が出てきます。そんな要求に答えて作られたJavaScriptの実行環境の1つがNode.jsです。 Node.jsをインストールすればインストールしたマシンでJavaScriptで作ったプログラムを実行できるようになります。
Node.jsのサイトでもそう説明されていますね。
https://nodejs.org/ja
フリーでオープンソースのJavaScript実行環境です。
#4
総合スコア11
投稿2025/06/03 00:45
とても良い質問ですね！Web制作を学んでいる初学者の方が「Node.js」について疑問を持つのは自然なことです。できるだけわかりやすく解説しますね。
そもそも「Node.js」って何？
Node.js（ノードジェイエス）は、「JavaScriptをブラウザの外（サーバー側）で動かすための仕組み」 です。
普通、JavaScriptはWebブラウザ（ChromeやSafari）上で動きますよね。たとえばボタンをクリックしたらメニューが開く、とか。
でもNode.jsは、
- リストブラウザを使わず、コンピュータ上でJavaScriptを動かすことができる
- サーバーやツール、APIの開発ができる
という点が特徴です。
JavaScriptとの違いは？
Node.jsとJavaScript自体は、「言語」としては同じです。
ただ、動く「環境」が違います。
| 項目 | JavaScript | Node.js |
|---|---|---|
| 動く場所 | ブラウザ（フロントエンド） | サーバーやPC（バックエンド） |
| 主な用途 | ユーザー操作や表示制御 | サーバー処理、データベース操作、API |
| 利用できる機能 | DOM操作（画面の操作）、イベント処理 | ファイル操作、データベース接続、サーバー立ち上げ |
どんな場面で使われる？
Node.jsは、以下のような場面で使われます。
-
APIサーバーの構築
（例：フロントエンドからデータを取得するためのAPI） -
Webアプリのバックエンド開発
（例：ログイン、データ管理） -
コマンドラインツールやビルドツール
（例：SassやWebpack、Viteなどのツール）
フロントエンドを学んでいる自分にとって必要なの？
結論から言うと、
フロントエンドの学習（HTML、CSS、JS）だけなら、必須ではありません。
ただし、
「開発環境を作る」ために使う場合が多いので、ある程度知っておくと便利です。
例えば、今後
- Webアプリを作りたい
- 自分の開発環境（Vite、Webpackなど）を使いたい
- 簡単なAPIやバックエンドも作ってみたい
こんなとき、Node.jsが役立ちます。
まとめ
- Node.jsはJavaScriptをPCやサーバーで動かすための環境
- JavaScriptそのものは同じだが、Node.jsでは「サーバー処理」や「ツール開発」が可能
- フロントエンドだけ学んでいるなら必須ではないけど、将来役立つ
- npmでライブラリ管理や開発環境構築に便利
#5
みなさん、ご説明ありがとうございます！！
「Node.jsって何だろう？」という状態だったのですが、「ブラウザの外（たとえばサーバー上）でもJavaScriptを動かせる仕組み」と聞いて、少しイメージがつかめてきました。
具体的には、「ファイル操作」「データベース接続」「サーバーの立ち上げ」 といった、処理が行えるようになる。
これまであまり意識してこなかった「実行環境」という言葉も、Node.jsの理解には重要なポイントですね。
JavaScriptには「Node.js」という実行環境があり、それをインストールすることで、サーバー上でもJavaScriptが動作可能になる。
その結果、JavaScriptで「ファイル操作」や「データベース接続」、「サーバー構築」などができるようになる、ということなんですね。
じゃあ、サーバー上でJavaScriptを動かせるようになると、実際に何が出来るのか気になってきました。「Node.jsを入れたら、まずはこんなのやってみると理解進むよ〜」みたいな簡単なネタがあれば、ぜひ教えてください🙏（できればHello Worldよりもうちょいおもしろいやつあると嬉しいです！笑）
- 「ファイル操作」
- 「データベース接続」
- 「サーバーの立ち上げ」
あたり。。もちろん、それ以外もありましたら🙏
別で質問立てた方が良いんですかね？
JavaScriptの実行環境の代表はブラウザです。JavaScriptはもともとブラウザ上でプログラムを実行するために作られたもので、ブラウザで実行するのが一般的です。 VBAの実行環境は、ExcelやWordなどのMS Office製品であるのと似ています。
JavaScriptが普及してくると、他の場面でも使いたいという要望/欲求が出てきます。そんな要求に答えて作られた、JavaScriptの実行環境がNode.jsです。 Node.jsをインストールすればインストールしたマシンでJavaScriptで作ったプログラムがが実行できるようになります。
npmとかも、まだうまく使いこなせてないけど、こういう話聞いてると「ちょっとずつ触ってみようかな〜」って思えました！
ほんとありがとうございましたー！
（その他）
ただ、JavaScriptの実行環境はブラウザ？Node.js？どっちもなんですかね？この辺りも色々知らないと腑に落ちなそう。。
#6
総合スコア14490
投稿2025/06/03 03:52
ただ、JavaScriptの実行環境はブラウザ？Node.js？どっちもなんですかね？この辺りも色々知らないと腑に落ちなそう。。
どちらも実行環境です。たいていのスクリプト言語には複数の実行環境があります。 何をしたいのかによって使い分けるというか、決まります。また、環境によって使える機能は異なる場合が多いですね。
pythonなどでも実行環境は複数あります。Androidで動かしたいとか、より早く動かしたいとかいう要望に沿って作られます。電卓上で動くpythonの実行環境もあります。
「Node.jsを入れたら、まずはこんなのやってみると理解進むよ〜」
Webアプリのサーバ側を作ってみるのはどうですか？
「Node.js チュートリアル」で検索してみたら、いろいろ出てきましたから参考にしてみたらいいでしょう。
#7
総合スコア67
投稿2025/06/03 16:10
編集2025/06/04 07:19具体的には、「ファイル操作」「データベース接続」「サーバーの立ち上げ」 といった、処理が行えるようになる。
っつーか、だな。
そもそもJavaScript(ECMAScript)って仕様上、入出力がない、んだ。
入出力がない、ってのはどういう意味か。
要は、「不正な入力」を受け付けて、貴方のコンピュータで悪さをするのを避ける為、なんだ。
JavaScriptが「悪意のあるコード」を実行して、「勝手に貴方のPCのファイル操作」したりすれば困るだろ?
つまり、直接貴方のPCのOSやら何やら弄る事が「出来ない」ように設計されてるんだ。
セキュリティの為、だな。
結果、「入出力がない」JavaScriptはブラウザのインターフェース(API)を介してしかやり取りが出来ないようになっている。それがJavaScript設計の肝、だ。
一方、スタンドアロン処理系は、大まかにはブラウザに含まれているJavaScriptエンジンを取り出している「だけ」なんだけど、拡張がある。
それこそ直接端末(DOS窓等)から入力を受け付けて、そこに出力出来る、とかね。
要は「フツーのプログラミング言語処理系」みたいになるように改造が入ってたり拡張してたりするんだ。
そしてその辺りは「ECMAScriptの仕様範疇外」って事になる。
上の写真は端末でNode.jsを動かしてるトコだけど、console.logと言うnode.js拡張機能で端末に"Hello, World!"と言う文字列を出力している。
なお、console.logはお馴染みだろうけど、実はJavaScriptの機能じゃなくって、ブラウザのインターフェース(API)なんだ。
繰り返すが、仕様上、ECMAScriptには入出力はない。
node.jsはブラウザのAPIであるconsole.logと言う「名前」を、自身の出力関数拡張に用いてる(他の実装/処理系ではprintを用いてる例もある・・・「拡張」であり「標準機能」ではないんで、この辺は食い違う)。
「Node.jsを入れたら、まずはこんなのやってみると理解進むよ〜」みたいな簡単なネタがあれば、ぜひ教えてください🙏（できればHello Worldよりもうちょいおもしろいやつあると嬉しいです！笑）
最近のプログラミング入門だと、最初のプログラムとして、Hello Worldじゃなく、「数当てゲーム」を紹介する例が増えてきている。
「数当てゲーム」とはコンピュータが1〜100の間の乱数を一つ選び、その数をプレイヤーに当てさせる、と言う大変つまらん簡単なゲームだ。簡単だから実装もラク。だから「最初のプログラム」として適切だ。
Node.jsを使って「数当てゲーム」を書くと、例えば以下のようになるだろう。
JavaScript
1#!/usr/bin/env node 2// 上はUNIX系OS用のシェバング 3// Windowsだと通例、別ファイル(batファイル)を作る必要がある。 4 5// メッセージ 6const message = new Map(); 7message.set("opening", "Guess the number!"); 8message.set("prompt", "Please input your guess."); 9message.set("failure", "Failed to read line"); 10message.set("guess", "You guessed: "); 11message.set(true, "Too small!"); 12message.set(false, "Too big!"); 13message.set("win", "You win!"); 14 15// 環境 16class World { 17 constructor(guess, secret_number, ordering) { 18 this.guess = guess; 19 this.secret_number = secret_number; 20 this.ordering = ordering; 21 } 22} 23 24// 初期化 25function init(max) { 26 console.log(message.get("opening")); 27 return new World(Infinity, Math.floor(Math.random() * max) + 1, ""); 28} 29 30// 読み込み部(Read) 31const readline = require('readline'); 32 33function read(prompt) { 34 const rl = readline.createInterface({ 35 input: process.stdin, 36 output: process.stdout 37 }); 38 39 return new Promise(resolve => { 40 rl.question(prompt, answer => { 41 rl.close(); 42 resolve(answer); 43 }); 44 }); 45} 46 47// 評価関数(Evaluator) 48function world_go(x, env) { 49 const num = Number(x); 50 if (num === env.secret_number) { 51 throw new Error(message.get("win")); 52 } else if (isNaN(num)) { 53 throw new Error(message.get("failure")); 54 } else { 55 return new World(num, env.secret_number, num < env.secret_number); 56 } 57} 58 59// 出力(Print) 60function print(env) { 61 console.log(message.get("guess") + env.guess); 62 console.log(message.get(env.ordering)); 63 return env; 64} 65 66// メインループ 67async function main(env) { 68 while (true) { 69 try { 70 const input = await read(message.get("prompt")); 71 env = print(world_go(input, env)); 72 } catch (ex) { 73 if (ex.message === message.get("win")) { 74 console.log(ex.message); 75 process.exit(0); 76 } else if (ex.message === message.get("failure")) { 77 console.log(ex.message); 78 env; 79 } else { 80 env; 81 } 82 } 83 } 84} 85 86if (require.main === module) { 87 main(init(100)); 88}
見たら分かる通り、HTMLやらCSSが無くても単独でJavaScriptプログラムが走って端末で動いてる。
正直言うと、Node.jsの入力拡張はちとクセがあるんだけど(SpiderMonkeyの方がこの辺ラク)、いずれにせよ、フツーの端末で走るCLI(コマンドライン・インターフェース)のプログラムを書く事が出来る。
なお、「サーバー上で」にこだわってるようだけど、デスクトップで動く、って事は結果サーバー上でも動くわけだ。Windowsはアレだけど(とは言ってもWindows Serverがあるが)、ザックリ言うと、基本的にUNIX系OS(例えばLinux)だとデスクトップもサーバーも構成は同じだ。難しければ、Mac OS Xで動くプログラムはUNIXサーバー上でも基本的には動く、と言う事だ。
だからCLIの、端末で走るデスクトップアプリが書ければ、細かい技術的な違いはあっても、サーバーサイドのプログラムも書ける、って意味になる。
JavaScriptの実行環境はブラウザ？Node.js？どっちもなんですかね？
どっちも、だね。
まぁ、正確に言うと「JavaScriptの当初想定した実行環境」はブラウザ、Node.js、と言う処理系の実行環境は端末、って言えるだろうか。
#9
#7
回答ありがとうございます！数当てゲームのコード、おもしろそうですね！実際に動かして遊んでみます！
一点、もう少し詳しく教えていただきたいのですが、私は今フロントエンドの勉強をしているのですが、Node.jsはフロントエンド開発においても学ぶ必要はあるのでしょうか？例えば、今後ReactやVue.jsなどのフレームワークを学ぶ際にNode.jsの知識が必要になるケースなどがあれば教えていただけると嬉しいです。
もし必要であれば、フロントエンド開発でNode.jsを使う具体的な例なども教えていただけるとありがたいです！
よろしくお願いいたします！
#10
総合スコア14490
投稿2025/06/09 10:26
編集2025/06/09 10:27今後ReactやVue.jsなどのフレームワークを学ぶ際にNode.jsの知識が必要になるケースなどがあれば
ないでしょう。
バックエンド側の仕組みを知っておくことは役に立つと思います。ですがそれをNode.jsの知識とは通常言いません。 バックエンド側の仕組みを理解するために、Node.jsを使って簡易的なサーバを作ってみるなどすれば、バックエンドの機能の理解が深まり、フロントエンドの仕組みの理解にも役立つかなといったところ。で、それはNode.jsでなくJavaやRubyなど他の言語で作ったとしても変りません。
#11
総合スコア146653
投稿2025/06/09 11:09
もし必要であれば、フロントエンド開発でNode.jsを使う具体的な例なども教えていただけるとありがたいです！
#1で挙げたように、ツールを動かすプラットフォームとしてNode.jsは割と必要になります。
#12
総合スコア67
投稿2025/06/09 12:25
数当てゲームのコード、おもしろそうですね！
いや、ゲームとしては面白くないでしょ(笑)。
ただ、「ゲームの書き方」とかでは基本構造ではあるけれども。アクションゲームとかシューティングゲームとかじゃなくってアドベンチャーゲーム、とかね。
他にはn択クイズ、なんかも基本的には同様の構造をしています。
Node.jsはフロントエンド開発においても学ぶ必要はあるのでしょうか？
まず、「学ぶ」ってのはどういう事か考えよう。
Node.jsは、何度も言うけど、大きく言えばJavaScript(ECMAScript)スタンドアロンです。
つまり、中核部分は単なるJavaScript処理系だ。
貴方はJavaScript自体は学んでるわけで、「その知識でそのまま使える」ってのが基本。
よって知らなきゃならないのは「拡張部分」なんだけど、「学ぶ」って程じゃないよね。
単にリファレンスマニュアルの類を読めるか読めないか、って話になるだけ、ってのが基本だから。
フロントエンド開発でNode.jsを使う具体的な例
それもないでしょ。
前にも書いたけど、単に「ラクか否か」って事があって、その辺は実は個人的趣味なんだけど、インタラクティヴな開発が前提だったら、JavaScriptスタンドアロンなインタプリタがあった方が、通常はラクだろうな、って話であってさ。
どういう開発環境を組んでるか分からないんだけど、例えば「ブラウザでプログラミングの実行結果を見る」って、僕や、多分かなりの人の意見だと「かったるい」とかなるんじゃないかしらん。大体ブラウザって重くないか、と。
見方を変えると、「JavaScriptエンジンにNode.js以上に色々余計なモンがくっついてる」ワケじゃない(笑)。ブラウザって。
だから、初心者が例えばさ。メモ帳でHTML書いて、そこにscriptタグでJavaScriptソースを埋め込んで、拡張子をhtmlにしてマウスでダブルクリックして、ブラウザ開かせて・・・とかやるのって見るだけですんげぇかったるい、と(笑)。
ブラウザに付いてる開発者ツールとかデベロッパーツールとかさ。まぁ、使ってもイイんだけど、その辺もメンドイ。
大体、フロントエンドやってる人たちってHTMLもCSSもJavaScriptも別々のファイルに記述するでしょ。となると、JavaScriptのプログラミング結果とかさ。単体で「結果を見れる」方が絶対良いわけよ。それら組み合わせは最後に纏めるわけで、「ロジック通りに動くか否か」ってのは「JavaScriptだけ」で見た方が効率はいいよね。HTMLもCSSも「計算ロジック」には全く関係ないわけだからさ。
つまり、Node.jsみたいな「JavaScriptスタンドアロンのインタプリタ」があった方が効率性がいい。
例えば、この頃流行りの女の子お尻の大きな女の子Visual Studio Code入れて?例えばこういうエクステンション入れてさ。
VSCode上で「JavaScriptだけに集中して」コードを書く。*.jsファイル「だけ」を書くって事だな。HTMLやらCSSと組み合わせて全体動作を見るのは後回し、だ。
ちなみに、実は僕はVisual Studio Codeユーザーじゃないんで、多分オーソドックスに使われる、代表的なJavaScript/Node.jsエクステンション(拡張機能)は上記のブツなんじゃないか、って思ってるだけで、実際、Visual Studio Codeを使いながらJavaScriptプログラムを書いてる人はもっと他に「良い」拡張機能を使ってるかもしんない。その辺は他の人の意見に期待しよう。
いずれにせよ、JSはJSだけで書きたい、ってのがNode.js及びJavaScriptスタンドアロンを使う最大の理由だと思う。「ブラウザの重さにかったるい思いをしたくねぇ」ってのが殆どのフロントエンドのプログラムでJSスタンドアロンを利用する理由じゃなかろうか。
#13
総合スコア21445
投稿2025/06/11 03:56
少し違う視点からJavaScriptとNode.jsの違いを解説
1990年頃の大昔、Webページを動的に変更させる為の手法を考えた時に
「専用の新しいスクリプト言語作るか」という発想で出来たのがJavaScript
JavaScriptはブラウザーのモジュールの中で小さく動かして、外の資源(Cドライブのファイルとか)には一切手を付けず、今開いているWebページを操作する権限しか与えられて無かった
2003年頃にGoogle Mapというサービスの登場により
JavaScriptがある方がWebサービスを有効に扱えるじゃん！と人気が爆発
多くのITエンジニアがJavaScriptを触るようになる
2012-2014年頃、このJavaScriptをRubyやPythonみたいに扱えるようにしたい
でもJavaScriptはブラウザの閉じられた環境で動かす為の言語じゃん……
「そうだ、たりないモジュールはC++で追加して、Rubyみたいな汎用スクリプト言語として使えるようにしよう！」
こうして作られたのがNode.js
だから別にJavaScript + Node.jsである必要なんて何処にもない。
RubyでもPythonでもPHPでも何でも良い
でもローカルでJavaScript動かせるってロマンあるし、出来上がったNode.jsは意外にも性能がかなり良かった、
そしてNode.jsが良いになった
私は今フロントエンドの勉強をしているのですが、Node.jsはフロントエンド開発においても学ぶ必要はあるのでしょうか？
必要大アリ
Node.jsの登場＆普及で
JavaScriptの良いソースコードを記述・管理する為のノウハウが大量に生まれた
確かにNode.jsはC++製のモジュールが大量に組み込まれている魔改造JavaScriptであり
Node.js配下で作られたJavaScriptを、ブラウザに持っていってもまともに動作しない。
構文や存在しない関数呼びましたよエラーで叩き落とされる。
でも、追加された機能をどうしてもJavaScriptでも使いたいという要望がある
特に近年使えて当然であるrequireやimport等の機能はなきゃ開発にならん……
そこでJavaScriptファイルのソースコードを静的解析してrequireを見つけては関係する関数を配置してでっち上げた
Browserifyやwebpack等のライブラリを使い、ブラウザ上で無理やり動かすようになっていった
そのBrowserify達もオワコンになったが
ReactなりVue.jsなりフロントエンド開発のベストプラクティスを学べば
Node.jsの仕組みを上手く使って、ブラウザで動くJavaScriptを吐き出してくれる仕組みになっている事が分かる
Node.jsのバリバリの開発者になる必要はないけれど
Node.jsの仕組みを活用出来る利用者としての知識は必要になるよ
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