回答
以下の順に回答します。
最初に直接的な答えとして、設定確認方法。
後半に恐らく知りたいと思われる情報を補足します。
- 設定確認方法
- 何が起こっているか
- NetworkManagerの使い方 (設定確認方法の補足)
設定確認方法
nmcli
nmcli connection show
nmcli connection show enp0s3
ip address show
ip address show enp0s3
何が起こっているか
ifconfig
で設定を表示し、ifcfg-*
ファイルに設定を記述してservice network restart
で設定反映をするというワークフローを想定しているかなと思います。
しかし、これはCentOS6系までの話です。
今お使いなのはCentOS7系以降の環境と推測します。
(cat /etc/os-release
や、cat /etc/centos-release
などのコマンドでCentOSのバージョンを確認できます。)
CentOS6系とCentOS7系以降では初期で導入されているRPMパッケージが異なりますので、ifconfig
などのコマンドは導入されていません。
別の方法で設定変更を行うことが推奨されます。
Network Managerを使って設定変更する
CentOS7系では、基本的にはNetworkManagerというサービス (デーモン) を使ってネットワークの設定変更を行います。
NetworkManagerと連携したツールは、以下が挙げられます。
- nmcli (CLI。コマンドラインで使う。一番メジャーな方法)
- nmtui (TUI。コマンドラインで使う)
- GUIツール (Gnomeデスクトップなどで、右下のSystem Trayのネットワークアイコンなどから呼び出せると思います)
nmcliの使い方については、ブログや公式ドキュメントなど色々な場所で説明があります。
CentOSをお使いとのことなので、最も公式に近いRHELのドキュメントのURLを貼っておきます。
RHEL8 - ネットワークの設定及び管理
ブログだとこのあたりがあります。
ipコマンドは?
ipコマンドでもネットワーク設定変更はできますが、OS再起動したら設定が消えます。
「ipコマンドによる設定変更はあまりやらない」という理解で良いと思います。
ipコマンドを使って設定変更するケースは極めて稀です。
NetworkManagerとipコマンドを混ぜて使うと色々と面倒なので、ipコマンドで設定変更しないことをおすすめします。
ipコマンドを使って設定「確認」するのはOKです。
nmcliのコマンドサンプル
サンプル載せておきます。
syntax等はググりながら頑張って勉強してください。
設定確認
nmcli
nmcli device status
nmcli connection show
nmcli connection show 【connection名。enp0s3など】
connection作成
nmcli connection add ifname enp0s3 con-name enp0s3 type ethernet ipv4.method manual ipv4.addresses 192.168.1.10/24 ipv4.gateway 192.168.1.1 autoconnect yes
connection削除
nmcli connection delete enp0s3
設定反映
nmcli connection up enp0s3
(非推奨) ifconfigを復活させる方法
今後なくなっていく方向になっているのであまりおすすめしませんが、ifconfigをインストールすることもできます。
以下のコマンドでインストールすべきRPMを検索します。
yum provides ifconfig
または
dnf provides ifconfig
するとnet-tools
とわかるので、root権限でyum install net-tools
を実行すればifconfig
が入ると思います。
ただ、おすすめはしません。
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
2022/03/05 10:42
2022/03/05 12:11
2022/03/06 05:54
2022/03/06 08:09
2022/03/06 10:34 編集
2022/03/06 10:54
2022/03/06 12:11
2022/03/06 15:19
2022/03/06 15:26
2022/03/08 14:26
2022/03/08 17:25
2022/03/10 12:05