WinForms DLLとして作成したフォームを別ソリューションから呼び出すとレイアウトが崩れてしまう

Question

発生している問題

①フォームA（.NET Framework4.8）をdllとして作成し、同ソリューション内のテストフォーム（.NET Framework4.8）からShowしたときのレイアウトと、
②別ソリューション内のテストフォーム（.NET 8.0）からdllとして作成したフォームB（.NET Framework4.8）をShowし、そのフォームBからフォームAをShowしたときのレイアウトが異なってしまいます。

①（意図しているレイアウト）

②（意図していないレイアウト）

前提

具体的には、PictureBoxを貼り付け、そのPaintイベントの中で縦n×横mに見本色のようなものをタイル状に表示させているのですが、そのレイアウトが崩れてしまいます。

①ではフォームの幅一杯に表示されている（させている）のですが、
②では右側に余白が生じています。また、フォーム自体のサイズも微妙に異なっています。

フォームAはFixedDialogで作成しています。
GraphicsクラスのFillRectangle()によりその色タイルを描画していますが、FixedDialogありきのため、サイズ等には固定値を使用しています。
AutoScaleModeはデフォルトのFontです。

フォームBについては出所が異なることもあり、AutoScaleModeをDpiにしていたこともありますが、今はフォームAに合わせFontにしています。

ソリューションのクリーン等も行っていますが、未解決です。

何か原因等をご存じであれば、ご教授いただきたい次第です。
よろしくお願いいたします。

Comments

[nururi]

AutoScaleModeはNoneにするのが無難だと思います。
スケーリングが必要なら、WinFormsよりWPFのようなベクターグラフィックのUIにしたほうがいいです。

[OhaseO]

コメントありがとうございます。

Noneにすると、それに伴ってか各種コントロールのサイズも変更されてしまっているようなのですが、そういうものでしょうか。
スケーリングは不要ですので、Noneにした状態で各種サイズを良い感じに整えたものが、別ソリューションから呼び出したときも同じように表示されればそれでも問題はないのですが。

[nururi]

> Noneにすると、それに伴ってか各種コントロールのサイズも変更されてしまっているようなのですが
AutoScaleModeをFontからNoneにしただけで変更はされないとは思うのですが、フォームデザイナ上で変なスケーリングされてるっぽいなら、Designer.csでAutoScaleModeを直接変更するのを試してみてください。※必ずバックアップ取ってからやってください

[OhaseO]

コメントありがとうございます。

デザイナーのAutoScaleModeを変更してみました。
diffはAutoScaleModeのみなのですが、デザイン画面でのレイアウトが全体的に小さくなりました。
問題なかったパターン①では、それでも元通りに表示されたのですが、パターン②では、その全体的に小さくなったレイアウトで表示されるようになりました。
ただ、全体的に小さくはなっていますが、投稿していた画像のように片寄って表示されることはなくなりました。

あと、お伝えしていなかったのですが、ノートpcをモニタにつなげデュアルディスプレイとしています。
ディスプレイ設定でメインディスプレイをモニタ側にしてみると、AutoScaleModeがFontのままでも、パターン②でもパターン①と同様に表示されるようになりました。
また、ノートpcの拡大/縮小が150%となっていたのですが、これを100%とすると、メインディスプレイをノートpc側にしても問題なく表示されるようになりました（100%表示なので全体的に小さいですが）。
原因はこの辺りになりそうですね。

[bebebe_]

関係ないかもしれませんが、昔リストボックスで似たようなことになった時にフォーム上にパネルを置いてその上にリストボックスを置いてリストボックスのDockプロパティをFillにして誤魔化した記憶があります。原因の解決ではないですが

[OhaseO]

bebebe_さん

コメントありがとうございます。
私もよくtablelayoutpanelをおいてその上にコントロールをおいてdockをfillにしています。
色タイルの下のコントロールはそうしていますね（片寄っていないlabel（インデックス）とかです）。
今回もpicturebox自体は同じようにtablayoutpanel上においてdockをfillにしているのですが、色タイルのサイズについては固定値により描画しています（サイズが変わることを想定していなかったため）。
ですが、どうもディスプレイ設定とAutoScaleModeの組み合わせが関係していそうですね。

[nururi]

フォームやユーザーコントロールをAutoScaleModeをNoneで統一し、デザイン時のディスプレイの倍率100％の場合、基本的におかしなスケーリングはしないんじゃないかと思われます。倍率がまちまちのディスプレイやAutoScaleModeが混在している場合、どこでスケーリングしているかを特定するのは困難になります。

[fana]

（素人なので，①と②とで差が生じる理由とかもわかりませんし，以下も不正確でしょうが…）
Winforms の仕組み(?)である AutoScaleMode なるプロパティによる効果と，それとは別にOSが勝手に行うDPI仮想化とかいうお節介とがごちゃごちゃになって作用している上に，FillRectangle みたいな奴には AutoScaleMode が作用しないという話も加わって把握困難な状況に陥っていそうな気がします．

DPI仮想化が効いている場合，AutoScaleMode だけでなく，こっちも黙らせてみるとどうでしょうか？

あと，「単一の PictureBox 内に四角形をたくさん描画している」という話なのかと見えますが，そのような場合には，（検討中には） PictureBox自体のサイズがどうなってるのかも視認できるようにしておいた方が状況を把握しやすいかもしれませんね．

[OhaseO]

nururiさん

とりあえずNoneにしておけば、メインディスプレイがどちらでも拡大/縮小が150%でも片寄って表示されることはなさそうですので、それで進めようと思っています。
コメントありがとうございました。

[OhaseO]

fanaさん

＞Winforms の仕組み(?)である AutoScaleMode なるプロパティによる効果と，それとは別にOSが勝手に＞行うDPI仮想化とかいうお節介とがごちゃごちゃになって作用している上に，FillRectangle みたいな奴＞には AutoScaleMode が作用しないという話も加わって把握困難な状況に陥っていそうな気がします
まさにそんな感じです。
初心者で、ディスプレイ設定の方にも関係があるとは思っていませんでした。
先に進めないといけないので、いったん先に回答したように進めようと思っています。
dpiに応じる必要があればDPI仮想化等を含めて調査しようと思っています。
コメントありがとうございました。

Answer 1

dpiが影響していそうと分かりました。
開発環境はデュアルディスプレイでdpiが異なるディスプレイをつなげているのですが、
ディスプレイ設定でメインディスプレイや拡大/縮小の倍率を変更すると現象が変わることを確認できました。
.NET Framework4.8と.NET 8.0でその辺りの扱いが異なるのかもしれませんが、原因を追究する時間はとれなさそうですのでとりあえず進めます。

みなさん、コメントありがとうございました。