if 演算の比較順番について

Question

if ($hoge == false){ ... }

と

if (false == $hoge){ ... }

って何か違う意味を持ちますか？

Answer 1

全く同じです。ただ、if ($hoge = false)と代入してしまうミスを防ぐために、代入できないfalseを先に書く流儀もあって、「ヨーダ記法」という名前もついていたりします。

ヨーダ記法は本当に不要なのか？（過去の質問）

なお、==の性質上（片方がbooleanだともう片方もbooleanに変換される）、if($hoge == false)はif(!$hoge)と同じ意味になります（PHPマニュアル）。基本的に、==での比較は複雑怪奇となりますので、できるだけ===を使うことをおすすめします。

Answer 2

何か違う意味を持ちますか？

多分 左辺、右辺の順で値を評価してから、２つの値を評価しているはずです。
その場合、左辺・右辺の計算が何か副作用を持っていると、if 文の実行後には変化がでます。
極端な例ですが、以下をご覧ください。
(ruby でかいてますが、他の言語でも同様だと思います）

if.rb

a = 0
if (a=1) != (a=2)
  puts 'true'
end
puts a

a = 0
if (a=2) != (a=1)
  puts 'true'
end
puts a

実行結果

$ ruby if.rb
true
2
true
1

右辺、左辺は、 変数 a に値を設定した後に、その値そのものを表すようになってます。
if 文の両辺の値計算で後に計算された方法の値が a に設定されます。
左辺、右辺の順序を変えても、if の条件文の true/false の判定は同じですが、
a の値は、異なってしまいます。

上の例では、 a の値を変化させているのが明らかだからなにが起こっているかわかります。
でも 比較する両辺が何かのメソッドになっていて、そのメソッド中での副作用があるなら、左辺・右辺のいれ

Comments

[ockeghem]

「多分 左辺、右辺の順で値を評価してから、２つの値を評価しているはずです。」
<ここは、現実のPHPはそうなるかもしれませんが、仕様上はそうではありません。PHPのマニュアルには、
「演算子の優先順位や結合性は、あくまでも式のグループ分けだけを決めるものであり、評価順を決めるものではありません。 PHP では一般に、式をどの順番で評価するかは決めていません。 そのため、特定の順序で式が評価されることを前提としたコードを書いてはいけません。 PHP のバージョンが変わったり前後のコードが変わったりしたときに、評価順が変わる可能性があるからです。」
と明記されています。
ご存知の上でのコメントかもしれませんが、念のため。
http://php.net/manual/ja/language.operators.precedence.php

[maisumakun]

あと、PHPではありませんが、C++やRubyのような、==を再定義できる言語の場合、再定義の仕方によっては「a==b」と「b==a」の結果が違うことが起きえます（もっとも、そんな再定義はトラブルの原因にしかならないでしょうが）。

Answer 3

式の評価ですから変わりませんね