rootユーザーにsuした際に標準出力される「Last login: ～」に関して

Question

お聞きしたいこと

CentOS7にてsudo su -を実行すると、Last login: 日付 on pts/2と標準出力されますが、
RedHatEnterpriseLinux6にて同様のコマンドを実行すると何も標準出力されません。
インターネットにて検索してみても、標準出力されない方法はみつけられたのですが、標準出力させる方法はありませんでした。

どなたかご存知の方教えていただけますでしょうか。

参考サイト

• 標準出力しない方法

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/172noshowloginmsg.html

Answer 1

その文字列はpamのモジュールであるpam_lastlog.soを利用して表示しているようです。

すぐにRHEL6は用意できないのでCentOS6とCentOS7を見比べてみましたが、6の /etc/pam.d/su の「session optional pam_xauth.so」行の前に次を追加すれば良いと思います。

session     optional   pam_lastlog.so nowtmp showfailed

Comments

[gitya107]

手元にRHEL6.7があり、試してみました。無事出力されました！！
勉強になりました～

[sabx]

ありがとうございます！私も無事出力されました！

[sabx]

すいません…RHEL6とRHEL7にて「sudo su -」を実行した際は「Last login」が標準出力されるようになりましたが、「sudo su」の場合は何もっつ力されない状態です。。。

[yunano]

それなら /etc/pam.d/sudo のsessionで始まる行の前に追加してみてください。
また、RHEL6で /etc/pam.d/su に追加したものを消しておいてください。消さないとたぶんsudo su -時に二回出力されるので。RHEL7の /etc/pam.d/su の中でこの行に相当するのは session include postlogin ですのでこちらもコメントアウトするなりしてみてください。

[yunano]

……と思いましたが、これだとsudo su以外のsudoでも表示されるので良くないですね……。さて、どうしたものか。