こんにちは。
AWSが提供している EC2で 1年間の無料枠で利用できるのはつぎのものです。
1)t2maicro インスタンス使用で750時間/月
= メモリ613MBのサーバーを 1カ月(722時間)起動させておける
2)15GBのデータ処理を加えた Elastic Load Balancing 750時間/月
= ロードバランサ:着信トラフィックを複数のインスタンスに配分
3)30GBの Elastic Block Storageと !GBのスナップショットストレージ
= 稼働中のインスタンスに接続する可用性をもったストレージ
4)すべての AWSサービスを合計したデータ送信(アウト)15GB
5)1GBのリージョンデータ転送
これだけをみると、稼働させる Webサイトや Webサービスによりますが、VPSとしてはぎりぎりのものといえるかもしれません。じっさい、VPSだけのスペックからすると、某Sインターネットのほうがリーズナブルといえるかもしれません。
注目すべきは、Web事業者や開発者にむけて提供されている、AWSの多彩な付加機能です。em2012sp_aさんにとって、この1年の無料期間が、AWSのサービスをより深く知るきっかけになればと思います(といっても、僕は AWSとなんの関係もありませんが……)。
なお、
$0.140 per GB - first 10 TB / month data transfer out beyond the global free tier
というのは、EC2からインターネットへのデータ送信(アウト)にかかわるもので、こちらは従量制で課金され、月あたりの料金は段階的に変動します。
10TB/月までは $0.140/GB、つぎの 40TB/月は $0.135/GB、つぎの 100TB/月は $0.130/GB 〜 など
ちなみに、AWSは、設定の料金を超えた場合にアラートを送信してくれるサービスを提供していますので、ご利用になってみてはいかがでしょうか。
くわしい使い方を説明している Qiitaのエントリー(リンク)がありましたので、よろしければそちらをごらんください。
以上、ご参考いただければ幸いです。
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