[Swift] "override init()"と"super.init()"の使い方がわかりません

Question

override initとsuper.initの使い方がわからなくつまずいています。

目的としては、UITextCustomViewにフレームと表示する文章を渡して、mainViewControllerに表示させたいです。

宜しくお願いします。

mainViewController.swift

var section:String = "文章"
self.view.addSubview(UITextCustomView(frame: self.view.frame ,section: section))

UITextCustomView.swift

import UIKit

class UITextCustomView: UIView {

    override init(frame: CGRect, section: String) {
        super.init(frame: frame , section: section)
        let tv = UITextView(frame: CGRectMake(0, 0, self.frame.width-30, 300))
        self.addSubview(tv)

        // 文字
        tv.text = section

    }
    
    required init(coder aDecoder: NSCoder) {
        fatalError("init(coder:) has not been implemented")
    }

}

Answer 1

Swiftでのinitはオブジェクトの初期化をする、イニシャライザという関数です。

もともと、UIView自身の初期化も必要なのでUIViewにもinitがあるわけですが、それを継承して実装したUITextCustomViewは、UIViewの初期化に加えて別なことがしたいとします（そうでなければそのまま使うことも可能は可能です）。この例では、

• initは既にあるので、それを派生クラス側で上書きすると明示するためにoverrideがあります。
• 元のUIViewとしての初期化も必要なので、super.initを使って基本クラス（UIView）のinitを呼び出しています（Swiftでは自動呼び出しされません）。