変数sys.argvが何をしているのか知りたい

Question

皆様いつもお世話になっております。

こちらのコードを読み解いているのですが、
python お天気apiから近日の天気を取得する

#encoding:utf-8
import urllib2, sys
import json

try: citycode = sys.argv[1] #<----この変数はcitycodeに何を代入しているのでしょうか？
except: citycode = '460010' 
resp = urllib2.urlopen('http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=%s'%citycode).read()


resp = json.loads(resp)
print '**************************'
print resp['title']
print '**************************'
print resp['description']['text']

for forecast in resp['forecasts']:
    print '**************************'
    print forecast['dateLabel']+'('+forecast['date']+')'
    print forecast['telop']
print '**************************'

５行目のcitycodeに何を代入しているのでしょうか？

ご教授のほどよろしくお願い申し上げます。

Answer 1

try: citycode = sys.argv[1]
except: citycode = '460010' #デフォルト地域

のワンセットで考えると理解できるかと思います。

コマンドライン引数の個数が（プログラム名を含め）１個だけだとsys.argv[1]でリスト範囲例外が発生しexcept:に飛びcitycode = '460010'が代入されます。
一方、python weather_api.py 123456のように引数をつけて実行するとコマンドライン引数の個数は（プログラム名を含め）２個あるのでcitycodeには123456が入ります。

Answer 2

sys.argv[1] はコマンド実行時に与えられた引数の 1 番目を citycode という変数に渡しています。

try: citycode = sys.argv[1] #<----この変数はcitycodeに何を代入しているのでしょうか？
except: citycode = '460010' 
resp = urllib2.urlopen('http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=%s'%citycode).read()

このコードをもう少し整形すると

try:
  citycode = sys.argv[1] #<----この変数はcitycodeに何を代入しているのでしょうか？
except:
  citycode = '460010' 

resp = urllib2.urlopen('http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=%s'%citycode).read()

こうなります。もしコマンド実行時に引数が与えられなかった場合 sys.argv はコマンド名のみが入った 1 個の配列(sys.argv[0])となり、sys.argv[1] を参照するとエラーになります。上記のコードはコマンド実行時に引数が与えられなかった場合に意図的に例外にする事でデフォルトの citycode (460010) を使わせるというコードになります。

コマンド引数の感覚が良く分からないのであれば

import sys
print(sys.argv)

このテキストを test_argv.py という名前のファイルに保存してコマンドラインから

$ python test_argv.py あいう かきく

と実行してみられると理解できるかと思います。