Tampermonkeyでのwindow.alert()の無効化

Question

tampermonkeyで

//code 1
window.alert = () => {};

を実行したのですが、

//code 2
window.alert("文字列");

で文字列がalertされてしまいました。
ですがconsoleからcode1を実行すると、期待通りalertメソッドを書き換えて無効化することができました。
何が原因でしょうか？

追記
tampermonkey内では削除されているようなので、オブジェクトをコピーしていじっているのかと予想しています。参考になれば幸いです。

    alert("1");　　　　　　　　　　　//表示される
    window.alert = function(){};
    alert("2");　　　　　　　　　　　//表示されない

Answer 1

解決したのでご報告いたします。
以下のコードで無効化できました。

document.defaultView.alert = () => {};

TampermonkeyはUserscriptを即時関数の形でラップして実行している様だったので、
関数内でのwindowオブジェクトの変更は関数を抜けると消えてしまう様でした。

ただDOMの操作は反映される様だったので、DOMから操作できないかと調べたところ、
上記の様にしてwindowオブジェクトにアクセスでき流ことがわかったので、
試してみるとアクセスできました。

ありがとうございました。

Answer 2

タイミングの問題だと思います。

//code 2
window.alert("文字列");
window.alert("文字列2");

とすると、1つめのアラートにOKを押すまでには代入が実行されて、文字列2は表示されないのでは？

Comments

[kaede0703]

tampermonkeyにcode2を記述しても、
consoleからalert("test");
と実行するとtestとアラートされてしまうので、alertは無効化されていません。
ちなみにtampermonkeyはwindow.onload前に実行開始されていまので、期待通りの動作をしていれば、consoleからalert("test");を実行した際には何も起こらないはずです。

追記はtampermonkeyの中だけに記述した場合で、3行目のalert("2"); でアラートされないので、一見alertの無効化がうまく行っているようですが、consoleからalert("test");としてみると、普通にアラートが機能しているのでwebページ上での無効化はうまくいっていない様でした。