pythonのturtleの動き（再帰）がわかりません

Question

# -*- coding: utf-8 -*-

from turtle import *

def branch(length):
    if length < 10:
        return
    forward(length)
    left(30)
    branch(length/2)
    right(60)
    branch(length/2)
    left(30)
    forward(-length)
    
branch(200)

input()

ぼくが考えているのは
branch(200)で呼び出して
forward(200)
left(30)
forward(100)
left(30)
forward(50)
left(30)
forward(25)
left(30)
forward(12.5)
left(30)
12.5/2が10より小さい。ここでbreak ---一つ目の再帰終わり
right(60)

branch(length/2) ---2つ目の再帰 ←ここです
これ以降の動きがわかりません

まずこのlengthにはなにが入るんですか？
12.5/2/2をしたものでしょうか？
そしてbreakされて一つ目の再帰が終了しましたが2つ目の再帰に入ったら1つ目の再帰をまたbreakするまで繰り返すんですか？

いったいどうなってるんでしょうか
動きが複雑でわかりません

Answer 1

12.5/2が10より小さい。ここでbreak ---一つ目の再帰終わり

この文で気になったのですが、再帰呼び出しについて少し誤解しているように見受けられます。関数の再帰呼び出しとは、「ある関数の処理においてその関数自身を呼ぶこと」です。
この状況に到達するまでに、既に5段の再帰呼び出しが行われています。branch(200)(初回＝0段目)→branch(100)(1段目)→branch(50)(2段目)→branch(25)(3段目)→branch(12.5)(4段目)→branch(6.25)(5段目)

まずこのlengthにはなにが入るんですか？
12.5/2/2をしたものでしょうか？

4段目にbranch(12.5)として呼び出されれたときのlength値、つまり12.5が入っています。（5段目からはreturnし、既に4段目に戻ってきています。）

関数内で関数を2回以上呼びだしたときの動きがわからないです

文字面は同じ変数名lengthですが、「呼び出し元での変数と呼び出された先の変数は区別」され、「その関数呼出し毎に独立して値が保持される」と考えてください。つまり、branch(200)で呼び出されたときのlengthには値200が、branch(100)で呼び出されたときのlengthには値100が、…という関係です。

P.S：再帰呼び出しは比較的つまづきやすい概念なので、似たようなケースでじっくり処理をおいかけてみることをお勧めします。

Answer 2

pythonは使ったことがないのですが、一般的な言語では関数の引数はコピー渡しなので、同じだと考えます。
length/2で渡した値はコピーされてbranch()に渡されます。渡されて呼ばれた方では半分になってますが、帰って来た時には元の値のままです。
ただし、最初にright(60)が呼ばれるのは５段目の呼び出しなのでlengthの値は12.5、その半分がbranch()に渡されるので何もせずに戻ります。
次に実行されるleft(30)の次のforward()には、-12.5が渡されるはずです。
ここで５段目が終り、４段目で次のbranch()を呼ぶときにはlengthは25に戻っているため、その半分の12.5が渡されます。
以下、branch()が最後まで実行されるたびに、lengthの値は一つ前に戻って繰り返されます。