納品物の「ソースファイル一式」とは何を指すのか

Question

Visual Studioで、Webアプリケーションを制作しております。

クライアントへの納品物一覧に「ソースファイル一式」が含まれているのですが、

一般的に「ソースファイル一式」というと、何を指しているのでしょうか。

dllファイルなどを除いてcsファイルだけ納品すればいいのか、
binやobjフォルダだけを除いて、その他一式(dllやslnを含む)を納品すればいいのか悩みました。

結果的に今回は後者で納品をおこなったのですが、一般的にはどうなのでしょう？
（契約によるのでしょうか）

ご回答お待ちしております。

Answer 1

そのアプリケーションをビルドするのに最低限必要なファイル一式だと思います。
ビルド過程で生成される中間ファイルは除きます。
Visual Studioなら「クリーン」後に*.user（VSユーザー設定）も取り除いたものになるかと思います。

あるいはgitで除外してよいファイルと考えてもよいかと思います。

Comments

[tokyoneko]

具体例もありがとうございます。
>そのアプリケーションをビルドするのに最低限必要なファイル一式だと思います。
>ビルド過程で生成される中間ファイルは除きます。
まさしく今回はこのような意図でファイルを整理して納品しました。

ソース管理はgitで行っていたのでgitフォルダは削除したのですが、
なるほど.gitingoreに設定しているファイルがいらないという考え方が出来たのですね。

Answer 2

（契約によるのでしょうか）

その通りだと思います。

「ソースファイル一式」の一文だけではどのようにも拡大解釈できます。契約書で明確にどこまで含まれるかを規定しておくべきだと思います。

法廷に持ち込めば判例などがあるのかもしれませんが、もしそのような事態になるとお互い不幸ですし、契約書に明記してそのような事態になるのを未然に防ぐべきでしょう。

Comments

[tokyoneko]

ありがとうございます。
やはり契約の仕方によって変わってきますよね。
こちらが解釈に悩むときは、先方に突っ込んで聞くべきですね。

Answer 3

コンパイル前のテキスト、そして画像など、つまり容易に閲覧・編集できるものがソースです。
コンパイルできる完全なソースの全てが一式であると通常は解釈されます。

従って、ソース一式と書いてあるにも関わらず、それだけではコンパイルできなかったり、できたとしても一部がソースでなく dll であってその部分のソースが提供されないようであれば、なんだこれはと思われることでしょう。

逆に、ソースから作られる obj や dll は不要ですが、あってもトラブルにはならないだろうと思われます。

ソース一式という名目ではありますが、会社で問題にならないのであれば、悩む物は全部つけてあげて良いんじゃないかと思います。

Comments

[tokyoneko]

>コンパイルできる完全なソースの全てが一式であると通常は解釈されます。
ありがとうございます。通常の解釈はそのようになるのですね。