変数名の解決

Question

パーフェクトjavascript115pに記述してある変数名の解決に関する説明で

テキストコード上に(右辺値として)変数名を書いたときにその値を取り出すこと、あるいは代入の左辺に欠いたときに代入先の場所を探すこと、これらを変数の名前の解決と呼びます。

とあります。この右辺に変数名を書き、値を取り出すのと、代入の左辺というものを書いたときに場所を探すとありますが、何を言っているのかよくわかりません。
前者が変数に変数を代入することで、後者が、左辺に代入した値をの代入先(左辺)をスコープチェーンで探すということでしょうか。

Answer 1

コード

コードに表せば、わかりやすいと思います。

var x = 1;      // 左辺の変数xの変数名を解決する
var y = z + 1;  // 右辺の変数zの変数名を解決する

変数文の左辺は名前解決なのか

ただ、私としては左辺を名前解決と呼ぶ事には違和感があります。
これは変数宣言ですので名前解決するまでもなく解決しています(右辺と違ってスコープチェーンをたどる必要はありません)。

ECMAScript の名前解決

ECMAScript 仕様で考えるなら名前解決は

• 関数呼び出し時
• グローバルコードのパース時
• evalコードのパース時

の3つのタイミングで行われますので、変数宣言時にはすでに名前解決は終わっています。
その観点からいっても『パーフェクトJavaScript』の解説には違和感があります。

すでに何度か繰り返し主張していますが、『パーフェクトJavaScript』は仕様の観点からいえばおかしな説明が散見されます。
説明を細かく読み取るつもりでしたら『JavaScript 第6版』を読むことをお勧めします。

Re: aaaaaaaa さん

Answer 2

右辺に書くということは、値を取り出すことになります。どこから価を取り出すかを決めるのが変数名の解決です。
左辺に書くと言うことは、右辺の値を代入することになります。どこに代入するのかを決めるのが変数名の解決です。