数式から推測すると、「1~10」の行の数量(C2セル)には、既に"開始レベル"個(8個)の品物がある時に、いくつ足せば10に達するかを書く、ということかと思われます。
これが正しいとすると
A1セルは、TLではなく「個数の範囲」、F1セルは開始レベルではなく「最初から有った品物の個数」、F2セルは目標レベルではなく「品物の総数(この個数に達するところまで計算する)」というように意味が伝わる項目名になっているべきです。そういう項目名が書けないのは、作業内容の理解が不足しているからだと思います。
3行目以降の(「11~14」以降)の数値を計算する式ですが、質問に書かれたデータでは行ごとに個別に書くしかありませんから、すこし修正を加えます。
どのようにするかというと、A列は個数の上限の数値だけを書くようにします。具体的には、A2からA6を以下のような数値にします。A7からA16のセルも数値にしてください(A7セルは、質問の表では"21"という文字列になっていますが、それを 21 という数値にするということです)
そして、3行目は、A3が14、A2が10なので、「10個より大きくて、14個以下」についての行と理解してください。(11~14という意味は、変わっていません)
A2 : 10
A3 : 14
A4 : 15
A5 : 18
A6 : 20
この修正が終わったら、C3セルに以下の式を入力してください。
=IF(($G$1+SUM($C$2:$C3) < $G$2), IF($G$2>=$A3, $A3-$A2,$G$2-$A2) , 0)
この式の意味:
最初のIFは、「最初から有った品物の個数」と、上側の行にある個数の合計を求めて、それが「品物の総数」を超えていなければ個数を計算(式の中のIF文)し、超えていれば0にする。
式の中のIFは、「品物の総数」がこの行の個数の上限(A3セル:値は14)を超えていれば前の行の上限(A2セル:値は10)との差(14-10=4)、超えていなければ個数の上限と前の行の上限との差を求めています。
あとは、C3セルをコピーして、C4~C16セルにコピーすればOKです。
式の中に$を多く使っているのは、コピーした時に自動的に変化する部分($がついていない)と変化させない部分($がついている)があるからです。
このような式の書き方を覚えると、式を1回書いて、残りはコピーで済むので作業が楽になりますよ。
ちなみに、C3セルをコピーして、C4セルにコピーすると、C4セルには次のような式が入ります。
C3セルの式と比べて、$がついていない行の番号が1つ増えている事に気づくかと思います。
=IF(($G$1+SUM($C$2:$C4) < $G$2), IF($G$2>=$A4, $A4-$A3,$G$2-$A3) , 0)
試してみてください。