現在のインテルチップはアウトオブオーダー実行を行うため、1クロックにつき2~4個程度の演算を実施することができます。多くのPython処理系はバイトコードインタプリタで動作しているため、一回の演算(加減乗除)を実行するのに20~100クロックぐらいかかるので、OOO実行を考慮すると平均して25クロック以下で一演算を実行できると考えて、それほど間違っていません。2GHzのクロックで動いているCPUであれば、一秒あたり8千万回の演算を実行できることになります。つまり20秒あれば16億回の演算を実行できることになります。
ファイル入出力とかネットワークアクセスのように待ち時間の多い処理を大量に行うのでなければ20秒で不足することは滅多にないでしょう。滅多にないということは、無理に作ればできないことはないので、支障が出るコードをつくることは可能ですが、ふつうはないと思ってください。