中級・上級・応用のArduinoのおすすめ本

Question

各種センサーやモジュールなど「初級」とか「入門」とかに書かれていることは一通りできるようになりました。
なのでもっと色々な知識を身に着けたいのですが、「初級」とか「入門」と書かれていない本のもくじを見ているのですが、
どれも「初級」とか「入門」で書かれている事と大差無い内容の物ばかりで良い本を見つけられません。

一応「Arduinoで学ぶ組込みシステム入門」と言う本は他の入門本とは毛色が違い面白そうなので購入手配を掛けました。
他に中級・上級・応用など初級本には載っていない事が書かれているおすすめ本が有りましたら教えてください。

Answer 1

Arduinoは初心者でも簡単にいじれるようになっている一方、ArduinoIDEであってもレジスタを直接操作するディープな使い方が可能ですし、ArduinoIDE以外の環境で作ったソフトも動作します。

ですので、搭載されているマイコン（多分AVRシリーズだと思います）の本を読んでみてください。
その上で、マイコンメーカーが出している規格表をあわせて読むと理解が深まるはずです。

理解が深まったら、ArduinoIDE上でdigitalWriteとかSerial.beginとか使わずにペリフェラルをコントロールしてみてください。

もっと、自分で全体を理解できるようになれば、ArduinoIDEを使わずにgccで書いたり、Rustなど別の言語を使って色々出来るようになります。
（この場合、Arduinoのボードは、世界中で普及していてハード的なつまづきが少ないマイコンボードとしてみなせるわけですね）

また、初心者本に書いてないような回路（３相インバータでACモータを回す）とか、倒立振子を制御するといった、プログラムと言うよりハードや制御工学的な方向の勉強も有りだと思いますよ（各々Arduinoを対象にはしていないですが、本はいっぱいあります）。

Answer 2

Arduino、という名前がそもそも「とりあえず簡単にできる」とかいうニュアンスを含んでしまいますから、"Arduino"のつかない組み込みシステムの参考書を漁ってみてはいかがでしょう。
(具体的に「これを読んどけ」みたいなのは知りませんが...)

Answer 3

Arduinoはあくまで、電子工作初心者のための簡単システム、という環境なので、そもそも上級を目指すってのはちと矛盾があります

まずは、CPUのデータシートをとってきて、そこから回路図を書き、自分で回路を組んでいってはどうでしょう。