Linuxで、ディレクトリのパーミッションのdr--r--r--
とdrw-rw-rw-
は何が違いますか?
中のものを変更できないという点ではどちらも同じだと思うのですが。
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回答3件
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内部のファイルのアクセスは実行権限が必要なので不可として、ディレクトリ自体に直接書くことは、今のLinuxのシステムコールでは無理なので(昔のUnixだと出来た気がする)、これも違いには該当せずですね。
書き込み権の無いファイルをrm
すると削除することの確認を求められるので、それ相当が違いに該当するのではと思ったのですが、空で書き込み権限の無いディレクトリをrmdir
しても確認を求められません。
ということで、少なくとも通常使うコマンドレベルでの差異は無いでしょう。
一般のコマンド以外でも、差異が出るような仕様のプログラムは無い気がします。
投稿2021/10/28 13:50
編集2021/10/28 13:56総合スコア85773
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2021/10/28 14:28 編集
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ベストアンサー
結論として、「違いがない」で良いと思います。
ディレクトリの w 権を要求する操作として、そのディレクトリの直下での
- ファイル・ディレクトリの新規作成 ( open/creat, mkdir )
- ファイル・ディレクトリのリネーム ( rename )
- ファイル・ディレクトリの削除 ( unlink, rmdir )
が考えられますが、いずれの操作も「対象のパスの中のディレクトリのに検索許可 (x権のこと) が与えられている」ことを要件にしています。
これは、例えばunlink(2)のmanページのエラーの項の以下の記述等から分かります。
EACCES
pathname を含んでいるディレクトリの書き込み許可がプロセスの実効 (effective) ユーザー IDに与えられていないか、**pathname の中のディレクトリのどれかに検索許可が与えられていない**([path_resolution(7)](https://linuxjm.osdn.jp/html/LDP_man-pages/man7/path_resolution.7.html) も参照すること)。
だとすると、x権がなければw権が活かせないので、「違いがない」ということになります。
なお、「対象ディレクトリにchdir → ディレクトリのx権を消す」の場合、ディレクトリを経ずに直下のファイル等にアクセスできるように見えますが、その場合でもカレントディレクトリの権限チェックは働くようなので、やはりw権は活かせないまま、となるかと思います。
投稿2021/10/28 13:19
総合スコア1681
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追記
質問の意味がわかりました。
たしかにx属性が無ければw属性があろうと無かろうと同じですね。
投稿2021/10/28 12:41
編集2021/10/28 13:07総合スコア8402
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2021/10/28 12:44
2021/10/28 13:04
2021/10/28 13:22 編集
2021/10/28 13:21
2021/10/28 13:22
2021/10/28 13:26
2021/10/28 13:32
2021/10/28 13:37
2021/10/28 13:54
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