kaggleのコンペティションとDatasetのライセンスGPL2について

Question

kaggleのコンペティションとDatasetのライセンスについて
ご存知の方がいれば教えていただけますか。

①コンペティションについて
これは、ルールを承諾し、参加の意思を表明したら、何かしらコードを提出しないといけないのでしょうか？
うまくコードが書けないということも考えられ、結局断念した場合にはどうなるのでしょうか？

②Datasetのライセンスについて
GPL２というライセンス表記があるのですが、
これは、自分で学習する範囲では権利上問題ないと思うのですが、
ご存知の方がいれば教えていただけますか。

Answer 1

これは、ルールを承諾し、参加の意思を表明したら、何かしらコードを提出しないといけないのでしょうか？

断念しても問題はありません。ただし、承諾するルール次第なので、ルールをよく見てください。

これは、自分で学習する範囲では権利上問題ないと思うのですが、

学習までなら問題ありませんが、学習結果を公開しようとすると、個人だろうが法人だろうが関係なく、問題が発生します。具体的には、GPL2のデータセットをもとに生成した機械学習モデルには、GPL2のライセンスが適用されますし、そのモデルを利用したプログラム等の著作物にも、GPL2のライセンスが適用されます。

機械学習の著作権問題はとても複雑ですので、以下などを参考にしてください。以下の2つめの記事の最後にまとまっている表の、項3の行為における「生データ、DBに第三者の著作権あり」 → 判定× となっているのが、上記回答の根拠です。

参照:

• 第三者のデータやデータセットを利用して適法にAIを生成するための基礎知識
• 第三者のデータから学習用データセットや学習済みモデルを適法に生成・利用できるのはどのような場合か具体的に考えてみる

Comments

[Shin_go]

ありがとうございます。とても参考になりました。