difflibを用いたときの出力形式の変更方法について

Question

質問を見ていただきありがとうございます。
情報系を専攻している大学生です。

早速質問に入らせていただきます。
現在、二つの文字列の差分情報をリストに格納していき、最終的にはpandasのデータフレームに格納するプログラムを作成しています。
その中でよくわからない表示がされているため質問させていただきました。

現在のプログラムでは、**difflib.ndiff(s1, s2)**を用いて文字列差分を計算しているのですが、print文にて出力した際に差分情報が<generator object Differ.compare at 0x0000023…のように表示されています。

以降、リストをデータフレームに変換した際も同様の表示がされており困っております。
<generator object Differ.compare at 0x0000023…を本来の表示に戻すにはどうしたらよいのでしょうか

よろしければ、回答お願いいたします。

# プログラムはイメージです
diff = []
s1 = "public main ....."
s2 = "public main ....."

diff.append(difflib.ndiff(s1.split(),s2.split()))
print(diff)

<出力>
<generator object Differ.compare at 0x0000023....
・
・
・

```

環境
windows10
python 3.7系

Comments

[int32_t]

「本来の表示」とはなんでしょうか? 欲しい出力を具体的に書いてください。

Answer 1

difflib.ndiffはジェネレータというオブジェクトを返します。

a と b (文字列のリスト) を比較し、差分 (差分形式の行を生成する ジェネレータ) を、 Differ のスタイルで返します。

以下のようにlist化すると展開した結果を得られます。

import difflib

s1 = 'ab cd ef'
s2 = 'ab cc ef gh'

d = difflib.ndiff(s1.split(), s2.split())
print(d) # <generator object Differ.compare at 0x0000017601B8EC80>
d = list(d)
print(d) # ['  ab', '- cd', '+ cc', '  ef', '+ gh']