画像処理とコンピュータビジョンはどのような関係なのですか？

Question

いわゆる顔認識や自動運転などで使われるコンピュータビジョンについて少しずつ学んでいきたいと考えているのですが「コンピュータビジョン おすすめ 書籍」などと検索すると、必ずと言っていいほど画像処理の書籍をおすすめされます（例: コンピュータビジョンの学習におすすめの書籍）

そこで、質問内容としましては:

• これはなぜなのでしょうか？推測としては「コンピュータビジョンの前処理に、画像処理が必要になってくるから」なのですが、その場合、画像処理が行う作業とコンピュータビジョン（≒ 機械学習）が行う作業の要点を、大枠でいいので知りたいなと思っています。
• 画像認識とコンピュータビジョンの関係はどのようなものなのでしょうか？
• おすすめのコンピュータビジョンの書籍等はありますか？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

コンピュータビジョン

「視覚」に属するような処理を行う話です．
画像に写っている何かを認識してやろうだとか，
映像の具合から自身（撮影機器）の移動具合を推定してやろうだとか，そういうやつ．

画像処理

画像データを何かしらいじくり回す処理です．
カラー画像をてきとーにグレースケール化するだけでも「画像処理」．

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何らかの画像センサ（カメラとか）から得られた画像データを入力として，何かを認識してやろうだとかいう場合，問題としては「コンピュータビジョン」に属する話です．
で，その処理では画像データを何かしらいじくり回すでしょう．それは「画像処理」です．

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おすすめのコンピュータビジョンの書籍等はありますか？

ありません…というか知りません．

ただ，

顔認識や自動運転

のようにゴールが定まっているならば，その話を出発点にする，すなわち，
顔認識なら顔認識に関する本なり解説的な話や論文とかを出発点にして，そこからわからんことを調べていく形を個人的には推すかなぁ．

というのは，どちらにせよ学ぶべき事柄はかなり膨大だと思われるので，
なるべくその負荷を少なくすることを考えても良いんじゃないかな，と．
で，
何らかの「基礎」の側からゴール（顔認識や自動運転）の側に向かって学んでいくのと，
逆にゴール側から必要な事柄を収集していくのとでは，
後者の方が必要なものを絞り込みやすい方向だと思うので．

Comments

[fana]

「コンピュータビジョン」では，３次元センサのデータを入力とすることもあるけど，
そういう３次元のデータをいじくることを「画像処理」と呼ぶか？はわからんです．