まず、前提が間違っています。
そもそもプログラミングっていうのは「書けばいい」「作ればいい」ではありません。
一旦、歴史を学びましょう。
そもそもコンピュータは軍事利用でした。たとえば弾道計算や暗号解読とかです。
ですが、これらは人間がやると現実的ではありません。
たとえば暗号解読の場合、「Hello」の5文字ですら、暗号方式とかによっては一週間とかぐらいはかかります。(下手すると年単位)
現実的ではないので、機械に任せようという発想になりました。
ですが、機械は大雑把な命令は認識できません。
たとえば、テーブルの上にリンゴが一個あって、それを誰か(自分の兄弟なり、友人なり)にとって来てもらうとき、どういう風に指示しますか?
「おーい、そこのリンゴ、取って来てくれ」的なものになるはずです。(言い回しは何でもいいが)
でも機械(たとえばロボットとか)はそういう命令は認識できません。
(以下はあくまで例として読んでください)
1. 速度○、10cm前進しろ
2. 右腕を速度○で45°挙げろ
3. 右腕を速度○で43°下ろせ
4. 右腕の人差し指第一関節を速度○で43°下ろせ
5. 右腕の人差し指第二関節を速度○で42°下ろせ
6. 右腕の中指第一関節を速度○で42°下ろせ
...
のように逐一指示しないといけません。
実際には上腕二頭筋とかそういう、人間だと筋肉に相当するような部位ごとに細かくやるかもしれませんが。
で、もしそのロボットの現在位置(初期位置)からテーブルの端までの距離が7cmしかなかったらどうでしょうか。速度によってはテーブルを倒してしまいます。
(1)の部分は問題なくとも、(3)の部分で角度を間違えるとどうなるでしょうか。
速度とかによっては、重力もかかり、リンゴを潰してしまいます。
こういう風にロジック違反があることが多いです。
そこでそのロジックを修正することも求められます。これがデバッグと言います。
プログラミングは単に書いて終わり…ではなく、このデバッグも含まれます。
もちろん、上記だと(1)~(6)のように細かく指示してたりするのも含まれますよ。(これがコーディング. 厳密には違うが)
まとめると、「プログラミングはロジック(論理)を考え出し、ロジック違反(論理違反)があれば修正する事」です。
では、コピペとは何でしょうか。
そう、「何も考えずにそのまま張り付ける事」ですね。
私達がコピペするときには何か考えますか?
単に課題を終わらせばいいとか、打つのが面倒だからとかそれぐらいでしょ。
これはプログラミングと言えますかね?
そして、歴史の話に戻ります。
プログラミングをして機械に任せるのが目的。
でもこの機械、融通が利かなくて、0と1からなる機械語(machine language)と呼ばれる言語しか認識できません。
0010001101111111000111010000...
のような感じでしょうか。
人間にはとてもじゃないけどできませんね。なので人間の言語(おそらく英語)に近いと思われる言語(アセンブラ等)が開発されました。
でもまだ問題(似たような処理があっても毎回書かないといけないとか)があったのでC言語とかのような言語が開発されました。
でもまだ問題があったのでオブジェクト指向と呼ばれる考え方を取り入れた言語(C++, Java, C# ... ) が開発されました。
ですがまだ問題があったので……
というようになっています。
それでいくつもの言語があるのです。
そして、プログラミング言語があるからアプリやサイトを作る…のではなく、もともとは『暗号解読等ののような処理』をするためです。そこから技術が発展し、外観を持ったアプリやサイトとかが出来たのです。
どうやってコピーできるのか、またどこにペーストすればいいのか
わかりません。そもそもそのOSSはどこにあるのでしょうか。GitHubにあるのか、別の、たとえば開発者自身のサイトにあるのかとかでも違いますし。
それにいくらOSSと言っても、「ライセンス」を持っています。
GPLなのかLGPLなのか MITライセンスなのか ... とかでも違います。
それに、組み方や使い方は言語やそのライブラリによって違います。
「家を建てたいのですが、どうすればいいでしょうか。どこに建てるべきでしょうか」と質問しているようなものです。
どこに建てるか…それは仕様によるでしょ。
あえて崖の上に建てるとか、あえて僻地に建てるとか……
どうすればいいか……それも仕様によるし、「こうやればいい」っていうものでもないですよね。
建物の種類(ビル or 住宅 or 工場 or ...) とかにもよるし、もしかしたらあえて床を大理石とかにするかもしれない。
それを『簡単にできる方法を教えてくれ』と言われても困るわけです。
今までのものを簡単に書くと、
1. プログラミングとはロジックを考え、デバッグすることである
2. コピペは単なる思考停止である
3. コピペはプログラミングとは言わない
4. 言語やライブラリによって使い方が異なる
5. ダウンロード元 等によって使い方が異なる
6. どこにどうすればいいかは仕様による
ですね。
さて、この(1)~(6)の箇条書きをもとに、質問者さんの質問を振り返ってみてください。
プログラミングと言えますかね?
[追記1]
たまに(というかかなりの確率でいるが)、基礎をないがしろにする人がいます。
ここでの「基礎」は『Java 入門』とかで検索したときに出てくるような基礎部分です。
すべてのものは基礎から成り立っています。
掛け算は確かに足し算がわからなくても計算自体はできます。でも本当に理解したと言えますかね?
そういう人が「太郎さんは10円のお菓子を4コ買いました。いくらになるでしょうか」的な問題文解けますかね?
医者が「俺様は解剖したりしねーから、人体のアレとか知らんし」と言う人が居たとして、その人に診てもらいたいですかね? 絶対ろくな事しませんよね。(だってどこに何があるかわかっていないのだから)
基礎をないがしろにするってことはそれぐらい危険なんです。
柔道でも最初は受け身から。これをやらないと下手するとヤバいから。それを「とっとと背負い投げとか大技を教えろ!!!」と言うようなものです。
なのでまずは基礎からやりましょう。
基礎をやるときは確かに面倒でわかりづらく、退屈です。
でもこれが出来ていないと話になりません。
上で述べたように、「プログラミングはロジックを考える事」です。
そのロジックを表現して機械に命令するためにfor文やら変数やらなんやらがあるのです。
その基礎部分をやらずに大技である「最初から別の開発者のアプリを分解して作る」とかで成功しますかね?
下手すると大事になりますよ。
良くて自分のPCとかが壊れる、最悪、不正アクセス法違反とかで……とか。
それでも基礎をないがしろにしたいですか?