VBA undo処理 無効化

Question

シートに対して、数値貼り付けを強制させるために、undo を用いた以下のマクロを組み込んでいます。

Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)

    Application.EnableEvents = False

    '書式も含めたコピペを強制的に値のみの貼り付けにする。
    Dim v As Variant
    'コピペしたしたところを一旦target.valueで取得。
    v = Target.Value
    'マクロでのchangeイベント発火はundoできないから、無視。
    On Error Resume Next
    Application.Undo
    On Error GoTo 0
    '元に戻した上で､もう一回コピペしたところに値のみが入るようにする。
    Target.Value = v

Application.EnableEvents = True

End Sub

上記のマクロは作業者がコピペ操作などをした際に、一旦元に戻し、マクロを通して入力することで事実上数値貼り付けを強制させている内容のものです。

しかしこのchangeオブジェクトが別のプロシージャからの操作に対しても、動作してしまい、意図せずundo が作動してしまいます。

例えば作業者自身が何かExcelを編集した上で、マクロを実行させ、上記のchangeオブジェクトが動作した場合、マクロを実行する直前に作業者自身が編集した内容がundo されてしまいます。

これを回避したいのですが、
何かundo を無効化するような方法はございますでしょうか。

私自身としてはExcelの変更履歴を削除できるような（元に戻すの内容が消えるような）マクロなどがあれば、とは思いましが、調べても見つけることができずこちらでお伺いいたしました。

教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

Changeイベントをコピペのときのみに限定したいのであれば、

If Application.CutCopyMode Then
    '以下Changeイベントの処理

のようにしてはいかがでしょうか？

Comments

[tttkkk]

なるほど！

そのプロパティがあるなんて知りませんでした。
教えていただいてありがとうございました。

これなら自分の狙ったことが十分に出来そうだと思います。

Answer 2

「しかしこのchangeオブジェクトが別のプロシージャからの操作に対しても、動作してしまい、意図せずundo が作動してしまいます。」
この部分に限って言えば、別プロシージャの内容にもよりますが、別プロシージャ側で、イベントを無効にすれば、Changeイベントは走らないかと。

Comments

[tttkkk]

私が載せさせていただきましたchangeイベントは数値貼り付けを強制させる部分を一部抜粋したいるので、
本来はこのchangeイベントの続きもあります…。

ですので、changeイベント自体は無効にしたくはないというところです…。
分かりやすくしたくて一部抜粋の形をしてしまい
それがむしろ全体像が見えておらず、すみませんでした。

[hex309]

なるほど。
続きの処理がどのようなものかはわかりませんが、別途回答させていただいた方法もダメということでしょうか？
コピペ作業限定であれば、CutCopyModeで判定できると考えたのですが。