ワンボタンで球とそれに位置をコンストレイントしたベジェ円を同時生成するblenderアドオンを作りたい。

Question

前提・実現したいこと

ワンボタンで球とそれに位置をコンストレイントしたベジェ円を同時生成するblenderアドオンを作りたい。

下記の画像のようなものをワンボタンで作りたいです。

発生している問題

blenderでアドオンを作る事が初めてでして、

「オブジェクトを生成するコード」

bpy.ops.curve.primitive_bezier_circle_add()

「位置コンストレイントを設定する(?)コード」

bpy.types.CopyLocationConstraint(target="任意のターゲット")

の２つは手探りで調べて何となくわかったのですが、

例えばオブジェクトAに「オブジェクトコンストレイント」を適用して、更にターゲットをオブジェクトBに設定する場合、
オブジェクトBをターゲットにする方法は分かっても、オブジェクトAにコンストレイントを適用するというコードをどう書けばよいかわからずに困っています。

直接の回答に繋がらずとも、調べ方や参考になるサイトだけでもあれば教えていただけると助かります。

作ったソースコード

問題があると思われる個所↓

bpy.ops.curve.primitive_bezier_circle_add() #ベジェ円の生成
bpy.types.CopyLocationConstraint(target= bpy.ops.object.metaball_add ()) #拘束と球の生成

全文↓

import bpy


# 球と円の生成
class SAMPLE21_OT_CreateObject(bpy.types.Operator):

    bl_idname = "object.sample21_create_object" 
    bl_options = {'REGISTER', 'UNDO'}

    # メニューを実行したときに呼ばれる関数
    def execute(self, context):
        bpy.ops.curve.primitive_bezier_circle_add() #ベジェ円の生成
        bpy.types.CopyLocationConstraint(target= bpy.ops.object.metaball_add ()) #拘束と球の生成

        return {'FINISHED'}


# メニューを構築する関数
def menu_fn(self, context):
    self.layout.separator()
    self.layout.operator(SAMPLE21_OT_CreateObject.bl_idname)

# Blenderに登録するクラス
classes = [
    SAMPLE21_OT_CreateObject,
]

# アドオン有効化時の処理
def register():
    for c in classes:
        bpy.utils.register_class(c)
    bpy.types.VIEW3D_MT_mesh_add.append(menu_fn)


# アドオン無効化時の処理
def unregister():
    bpy.types.VIEW3D_MT_mesh_add.remove(menu_fn)
    for c in classes:
        bpy.utils.unregister_class(c)

# メイン処理
if __name__ == "__main__":
    register()

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Python3.9.4 bit64
blender2.91

Answer 1

下記のコードでコンストレイントを設定できます。
UIでの操作をそのままスクリプトに落としているだけです。
メタボールは使ったことがないので通常のメッシュのUV球にしています。

import bpy

# ベジェ曲線/円のオブジェクトを生成
bpy.ops.curve.primitive_bezier_circle_add()
circle_object = bpy.context.object

# UV球のオブジェクトを生成
bpy.ops.mesh.primitive_uv_sphere_add(enter_editmode=False, align='WORLD', radius=0.75)
uv_sphere_object = bpy.context.object

# 生成したオブジェクトを選択
uv_sphere_object.select_set(True)
circle_object.select_set(True)

# UV球にCOPY_LOCATIONのコンストレイントを設定する
bpy.context.view_layer.objects.active = uv_sphere_object # アクティベイト
bpy.ops.object.constraint_add_with_targets(type='COPY_LOCATION')

アドオンではなく単なるスクリプトです。アドオン化も同じコードで対応可能です。
2.93.1 で確認しました。

Comments

[S.K12]

有難うございます。頂いたコードで動かしてみたところ、問題なく動作しました。

使用するオブジェクトを選択した後に片方をアクティベイトしなくてはいけなかったのですね。
アクティベイトって何に使うのかよくわかっていなかったので助かりました。

また、スクリプトとアドオンはほぼ同じものだと思っていたので調べてみます。
本当に有難うございました。

[KphP9]

> また、スクリプトとアドオンはほぼ同じものだと思っていたので調べてみます。
私の書き方が悪かったかもしれません。

アドオンは規定のパスに配置されたPythonスクリプトで、中にbl_infoが定義されているものです。
よってS.K12さんと私が書いたものは単なるPythonスクリプトでアドオンではないです。

S.K12さんのコードは BlenderのUIやPythonコンソールなどから呼び出し可能なオペレータ(bpy.types.Operator)ですが、私のものはテキストエディタからしか実行できません。