マイクロソフトドキュメントの単項算術演算子 -

Question

マイクロソフトドキュメント
https://docs.microsoft.com/ja-jp/cpp/c-language/unary-arithmetic-operators?view=msvc-160
に「算術否定演算子は、オペランドの負数 (2 の補数) を生成します。 オペランドは整数値または浮動小数点値である必要があります。」と記述がありましたが、この記述は正しいですか？
私は「処理系によっては算術否定演算子は2の補数を生成しないのではないか」と思いました。

この質問をした背景には"新明解C言語入門編　柴田望洋" 186ページの記述「符号付き整数の内部表現は、処理系によって異なります。」、及び、以下のソースコード内に書いた疑問があります。

該当のソースコード

// 前提 私の処理系では「符号つき整数の内部表現は1の補数表現を使っている」とします。また、sizeof(int)..4とします

# include <stdio.h>
# define LINE "12345678901234567890123456789012\n"

int main(void)
{

unsigned int a=3;
printf(LINE);
printf("00000000000000000000000000000011..aの内部ビット\n");
// aの内部ビット 00000000000000000000000000000011
int b=-3;
printf("11111111111111111111111111111100..bの内部ビット\n");
// bの内部ビット 11111111111111111111111111111100
// 符号つき整数の内部表現は1の補数表現を使っている
a=-a;
printf("11111111111111111111111111111101..aの内部ビット\n");
// aの内部ビット 11111111111111111111111111111101
// 「算術否定演算子は、オペランドの負数 (2 の補数) を生成します。 オペランドは整数値または浮動小数点値である必要があります。」が正しいなら、aの内部ビットは2の補数表現が使われているはず

// このとき、aの内部ビットとbの内部ビットは異なっていますが、このことに疑問（そんなことある？）を感じました

return 0;
}

試したこと

ここに問題に対して試したことを記載してください。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

cygwinでgccコンパイラを使っています。
算術否定演算子-の定義だったり、とても詳しい説明だったりをご存知の方がおりましたら、サイトへのリンクでも構いませんのでどうか教えていただきです

Comments

[1T2R3M4]

https://docs.microsoft.com/ja-jp/cpp/c-language/c-language-reference?view=msvc-160
「C 言語リファレンス」では、Microsoft C に実装されている C プログラミング言語
とのことです。

[abustoy]

ご指摘ありがとうございます。私の質問の根本的なところに私の誤解がありました。

Answer 1

C++20規格に対応するC/C++コンパイラ
またはC2x(2023年予定)規格に限れば正しいです。

Comments

[maisumakun]

実例がほぼなかったのでしょうね…＞1の補数や符号＋絶対値

[asm]

最大値と最小値の絶対値が同じになるのは便利ですけど
+0と-0があるのは…考えたくないですね

Answer 2

それはMicrosoft Visual C++という、まさに特定の処理系のドキュメントなので、正しいですか？という質問には「そりゃマイクロソフトが自分の製品について言っているのだからそうなのでしょう」としか言えませんね。

Comments

[abustoy]

ご回答ありがとうございます。くどい聞き方で申し訳ないのですが、「Microsoft Visual C++という処理系では、算術否定演算子は、オペランドの負数 (2 の補数) を生成する」という理解で正しいでしょうか？

Answer 3

たんに、世の中には、負数の表現を２の補数表現、ではない処理系も存在する、というだけのはなしです。

そのドキュメントはあくまでMicrosoftのCコンパイラでの表現に関していってるものですわな。

Comments

[abustoy]

ご回答ありがとうございます。私は見当違いの質問をしたのだと思いました。くどい聞き方で申し訳ないのですが、「MicrosoftのCコンパイラにおいては、算術否定演算子はオペランドの負数 (2 の補数) を生成する」という理解で正しいでしょうか？

[y_waiwai]

そういうことです。

まあ、いまどきはそういうヘンタイな処理系は淘汰されて、２の補数ではない処理系、ってのはみなくなりましたね

[abustoy]

ご回答ありがとうございます。このままだと、答えのない疑問を持ち続けるところだったので、とても助かりました。