pythonで、treeview()の「外枠線のスタイル(太さ)」と「背景色」を変更したい

Question

前提・実現したいこと

pythonのtkinterにて、ツリービューを作成しています。
ですが、ツリービューの「外枠線のスタイル(太さ)を変更する方法」と
「背景色を変更する方法(項目毎では無く、全ての背景色)」がどうしてもわかりません。
どうかご教授いただきたいです。

該当のソースコード

import tkinter
from tkinter import ttk

root = tkinter.Tk()

#Treeview
tree = ttk.Treeview(root)

#親要素の挿入
parent = tree.insert(
    "",                 #最上位は空文字
    "end",              #挿入位置
    text="parent"       #表示する文字列
    )

#子要素の挿入
child = tree.insert(
    parent,             #親要素を指定
    "end",              #挿入位置
    text="child"        #表示する文字列
    )

tree.pack(pady=10)
root.geometry("600x600")
root.mainloop()

試したこと

treeview()にbgやfgを当ててみたり、configure()等を試してみたりしました。ですが、どれもエラーにより動きませんでした。

補足情報

Pythonは ver.3.9.4
開発環境はatom エディタです。

回答よろしくお願い致します。

Comments

[teamikl]

枠線について確認ですが、外枠線はウィジェット全体の外枠のみですか？
セルの項目別に線を設定したい場合等は、Treeview では対応できない場合があります。

[退会済みユーザー]

＞＞＞teammikiさん　おっしゃる通り、ウィジェット全体の外枠です。

Answer 1

枠線の太さは解りませんが、Treeview の背景色は上流ライブラリの不具合で
tcl/tk のバージョンが 8.6 の場合に発生します。

関連

• Python(TkInter) TreeView
• Pysimpleguiで画面が見切れてしまう (treeviewの背景色)
• Python3 Tkinter Treeviewの指定行の背景色を変更したい

---

背景色のみのパッチ(簡易版)

root.tk.eval('''
ttk::style map Treeview \
    -foreground {disabled SystemGrayText \
                 selected SystemHighlightText} \
    -background {disabled SystemButtonFace \
                 selected SystemHighlight}
''')

---

#!/usr/bin/env python

import tkinter as tk
from tkinter import ttk

root = tk.Tk()
style = ttk.Style()

# 注意点: theme によって有効・無効になるスタイルがあります。
# 例えば、このコードの場合は、theem_use("default") にすると
# ttk.Frame 枠線の色が変わります。
style.theme_use("clam")

# 不具合対応パッチ
root.tk.eval("""
    ttk::style map Treeview \
    -foreground {disabled SystemGrayText \
                 selected SystemHighlightText} \
    -background {disabled SystemButtonFace \
                 selected SystemHighlight}
""")

style.configure("Treeview",
    background="#eeeeff",
    fieldbackground="#eeeeff",
    # NOTE: Treeview にも border オプションはありますが、
    # theme によって挙動が異なる為、目的の用途にはほぼ使えません。
    borderwidth=0,
)
style.configure("Treeview.Heading",
    background="#aaaaff",
    borderwidth=0,
    )
style.configure("Tree.TFrame",
    # ttk.Frame の場合、widget のオプションと,
    # style のオプション両方で指定します。
    # ここも theme 次第では挙動が変わります。
    background="#aaaaff")

## 外枠線の為に Frame を生成。
#frame = tk.Frame(root, bd=4, bg="#aaaaff")
frame = ttk.Frame(root, style="Tree.TFrame",
    borderwidth=4, relief='solid')
frame.pack()

tree = ttk.Treeview(frame) # NOTE: 外枠の為に、親クラスにFrameを設定。
tree.pack()
tree.tag_configure("item", background="#eeeeff")
parent = tree.insert("", tk.END, text="parent", tags="item")
child = tree.insert(parent, tk.END, text="child", tags="item")
root.mainloop()

Comments

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。このコードをソースコード本文に貼り付けるのでしょうか？
また、本文のどのあたりに配置するべきでしょうか？
いただいたコードの扱い方をもう少し詳細に教えていただけると幸いです。

[teamikl]

適用例は関連リンク先をご覧ください。

＞treeview()にbgやfgを当ててみたり、

ttk のウィジェットには bg や fg のオプションは無くて、
ttk.Style を使い色等の変更を行います。

[teamikl]

枠線については、簡単な実装方法は tk.Frame に載せる方法です。

frame = tk.Frame(root, bd=4, bg="red") # border=4, background="red"
frame.pack()
tree = ttk.Treeview(frame)
tree.pack()

[退会済みユーザー]

枠線については、ご教示いただいた通りにしてみたら、無事解決いたしました！有り難うございますm(_ _)m

[退会済みユーザー]

回答のソースコードをコピペして実行したところ、動作いたしました！ありがとうございました。
...といいたいところですが、atomエディタのatom-runnerにて実行したところ、
「Unable to find command: /usr/bin/env
Are you sure PATH is configured correctly?

ENV PATH: C:\Program Files (x86)\Common Files\Apple\Apple Application Support;C:\windows\system32;C:\windows;C:\windows\System32\Wbem;C:\windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\windows\System32\OpenSSH\;C:\Program Files (x86)\Fujitsu\FJAgent\Core\bin;C:\Program Files\Csound6_x64\bin;C:\Users\aoyag\AppData\Local\Programs\Python\Python39\Scripts\;C:\Users\aoyag\AppData\Local\Programs\Python\Python39\;C:\Users\aoyag\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps;C:\Users\aoyag\AppData\Local\atom\bin;C:\Users\aoyag\Desktop\Microsoft VS Code\bin

Error: spawn /usr/bin/env ENOENT
at Process.ChildProcess._handle.onexit (internal/child_process.js:264:19)
at onErrorNT (internal/child_process.js:456:16)
at processTicksAndRejections (internal/process/task_queues.js:84:9)」
というエラーメッセージが来て、実行することができません。
(python標準のIDLEだと実行できました)
お手数ですが、
「このエラーメッセージの意味」
「なぜこのエラーメッセージが発生してしまうのか」
をご教授いただけたらと思います。何回も質問してしまい申し訳ありません。

[teamikl]

背景色は、テーマによって有効にならない場合があるかもしれません（確証なし）
解答内の下のコードを、利用例に変更しました。

- テーマ選択 theme_use
- 不具合修正を適用
- ttk.Style で Treeview の fieldbackground を設定
- (テーマによっては追加で background の設定が必要かもしれない)

[teamikl]

エラーについては、一行目の #!/usr/bin/env python
shebang 行の解釈ですね。不要なら１行目を削除で出なくなるはずです。
通常のPythonで実行する場合は コメント行なので、無視されます。

複数のバージョンをインストールしてる場合や、新しいバージョンでの新機能を使う場合
スクリプト側で特定バージョンを指定したい場合に使えます。

今回は、私の python スクリプトを書く際のテンプレートから
そのまま張り付けて残ってしまったので、質問の問題については関係ありません。

[退会済みユーザー]

わかりました、参考にしてみます。
今、いろいろ試してみている状況です。
何か進展があったら報告いたします。
回答有り難うございます。

[teamikl]

もし、windows で atom-runner でも shebang でのバージョン切り替えに対応したい場合は、
atom-runner の設定でしょうか。

メニューから [File][Config] atom-runner の設定で 'python': 'py' に変更。
runner の設定がない場合は、Ctrl-comma -> Package -> atom-runnerを検索 -> Settings
README に書かれている 'runner': ～の設定をコピーし、config.cson に貼り付け

"*":
　... 略 ..

　"runner":
　　"scopes":
　　　"python": "py"

※コメント欄なので、全角スペースです述してますが、インデントは適切に
半角スペース２個に変更。

windows環境では、py.exe というコマンドがインストールされてるはずなので、
そちらのコマンド経由で実行するように設定する
py.exe が PATH の通った場所に無い場合は、Pythonのインストールから再確認。

[退会済みユーザー]

何回かトライ&エラーを繰り返し、何とか成功いたしました！
これまで、本当にありがとうございました！
ベストアンサーにさせていただきます！