gitでローカルで削除したファイルを元に戻したいとき

Question

gitでローカルで削除したファイルを元に戻したいとき
いつも下記のコマンドを使っていますが、

git checkout HEAD -- 削除したファイル名

よくわかっていません。
checkoutコマンドはブランチを移動するコマンドという認識なのですが、
なぜ上記のコマンドでファイルが元に戻るのでしょうか。

それと、ファイル名を指定せず、消したファイルをすべて戻したいときは
ルートのディレクトリで
git checkout HEAD -- .
と、コマンドを叩いていますが、
合っているでしょうか？

また、他に削除したファイルを戻す一般的な良いやり方はあるでしょうか

Answer 1

git reset --hard HEAD
のような感じですれば、削除したファイルも復元できそうですけど、
この場合、ワーキングツリーの内容が全て元に戻ってしまうため、
ファイル指定したい場合は、やはり checkout で正解じゃないでしょうか。
Gitは奥が深く難しいですね。。。

Answer 2

Gitのドキュメントを見ると、git checkoutコマンドの説明として

Updates files in the working tree to match the version in the index or the specified tree.

作業ツリー上のファイルを、【インデックス上のマッチしたバージョン】または指定したツリーに変更します。

とあります。
（"ツリー"とはブランチのこと、と思っていただいて構いません（厳密には異なりますが））
https://git-scm.com/docs/git-checkout

つまり、

checkoutコマンドはブランチを移動する

だけのコマンドではないということです。

また、

他に削除したファイルを戻す一般的な良いやり方はあるでしょうか

については、他にあるかもしれませんが、私には思いつきませんね。。

Answer 3

gitの場合、「ファイルを削除した」ということも履歴として記録されるので、ファイルを消す前のコミットをcheckoutすれば、そのコミット時点での状態、つまり「ファイルを削除する前の状態」となります。

GitをGUIから操作することもちょくちょくありますが、間違えて削除した場合に「変更を破棄」として戻すというのも、考えれば理解できるのですが…あまり直感的ではないですね。