typedefについて

Question

typedef LibInterface* create_t();
typedef void destroy_t(LibInterface*);

式1でcreate_tという関数型をつくり、式2でdestroy_tという関数型を作ったと認識しています。

以下の式が使用部分です。

create_t* createHandle = (create_t*) dlsym(handle,"createInstance");
destroy_t* destroyHandle = (destroy_t*) dlsym(handle, "deleteInstance");

なぜ同じ関数に異なる関数型が使用されているのでしょうか。
よく理解できません。
回答の程、よろしくお願いいたします。

Answer 1

同じ関数に異なる関数型が使用されている

「型が使用されている」というのはどういう意味で使っていますか? 「使用する」と言う曖昧な言葉でなんとなくわかった気になっていませんか?

create_t* createHandle = (create_t*) dlsym(handle,"createInstance");
はどう解釈するかというと、dlsym()関数が戻してきたvoid型の値を、create_t型にキャストして、create_t型の変数createHandleを初期化する、です。
(create_t)あるいは(destroy_t*)というキャストは、dlsym関数のお仕事が終わったその結果の値に対して作用するのであって、「関数に使用されている」わけではありません。

dlsym()関数は、dll中のシンボルに対応したオブジェクトの位置をvoid*で返してきます。結果に型情報は含まれていなくて、それは別途プログラマが管理している、という前提なのでしょう(C/C++にはありがち)。なので、その型情報をプログラムで補って、create_t型の関数として呼べるようにしています。

Comments

[abeno2365]

回答頂きありがとうございます。
理解不足だと痛感しました。
おかげさまで理解することができました。
dlsym()の返り値がVoidになっていて、それを使用する機能に応じて、後からキャストして決めるのですね。

Answer 2

おそらく dlsym() は関数へのポインタをvoidで返すのでしょう。
返ってきたvoidを適切な型にキャストするためではないかしら。

Answer 3

なぜ同じ関数に異なる関数型が使用されているのでしょうか。

そう言うふうにキャストしているから。
ですね